不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』ROLANDさん-自己肯定感の高さが結果を出す/自分にウソをつかない

 

 

歌舞伎町きってのNo.1ホストとして知られ、

引退後は実業家として活躍しているROLANDさん。

ローランド様とも呼ばれ、そのライフスタイルと共に

セリフが名言として話題となり、本も出された。

 

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

 

 

私は、先にROLAND氏に関するYouTube

いくつか見ていて、興味を惹かれたので

本を手にしたのだけど、これが面白かった。

 

ROLAND(というスタイル)が生まれたいきさつ、

ご本人について、そして

名言といわれる彼の台詞の数々が挙げられ

それについて彼自身の哲学(美学)を語っていく内容。

 

タイトルにある「俺か、俺以外か…」というのは

「世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か」

からとられている。

 

 俺は幼少期から、自分は特別な人間だと感じていたし、どこにも属さないし属したくないとは心から願う、そんな子どもだった。

 もはや、クラスに分けられることすらも抵抗を感じていたことを覚えている。

 だから、このセリフは幼少期の頃から頻繁に使っていた。

 ごの学校には二種類の生徒しかいない。俺か俺以外か。と(笑)。

「〇〇系」やら「〇〇タイプ」なんて、カテゴライズされて生きていくなんて、絶対に嫌だった。

 

大人になって気づいたのは

 

 歴史的になにかを成し遂げるためには、ある程度エゴイスティックになる必要があるし、自分は特別であると信じる必要があると。

 そもそも特別な存在で居続けるために、当然ながら、努力も、発想の独創性も、勇気も必要だ。

「俺以外」として生きるほうが何倍も楽だろう。

 

しかし、彼は

「俺以外」として人生を歩んでいくのは嫌だ

唯一無二の「俺」でいたい。という。

 

また、こんなセリフもある。

 

「100人が100人ダメと言っても、

 その100人全員が間違えているかもしれないじゃないか」

「多ければ正しい」という、この言葉。

 これって、非常にリスキーな考え方だと思う。

 多ければ正しいの? 少なかったら間違っているの?

 少ないほうが正しいことを言っていることだってある。

 

多ければ正しいとは限らない。

この言葉は、彼自身が常に自分に言い聞かせてきたという。

 

自分の価値観というものを大切にしてきた。

入店初日に俺は、「歴史を塗り替える伝説のホストになる」と言った。

100人が100人できないと言ってきた。

選ばれる側ではなく、あくまで選ぶ側というスタンスで仕事をした。

100人が100人、それは違うと言った。

大学に入学して、早々に辞めた。

100人が100人、馬鹿げていると言った。

その時、俺はこう思ったんだ。

その100全員が間違えているのだと。

自分が信じた道を、仮に全員が反対と言うのならば、その全員が間違っていたのだということを証明すればいいだけの話だ。 

 

彼のセリフは、言う人を選ぶくらい

潔く小気味よいものが多いけれど、

時にナルシストで、自信に満ちあふれたスタンスは

どこから来ているのでしょうか

と感心して知りたくなるよね。

 

ローランド氏は

子供の頃からサッカー選手を夢見たサッカー少年で

帝京高校に入り、サッカー漬けの日々を送ってそうだ。

全国選手権大会で優勝することを目標にして努力していたが

決勝で敗れ、サッカー部を引退。夢破れ、無気力になったり

激しい挫折感を味わったという。その後、新たな自分探しをしつつ、

先生と両親に勧められ、大学に進むことになった。

 

 そしてついに迎えた大学の入学式の日。ここは俺の居場所じゃない、そう実感した。

 この時にわかったのが、俺は人の決めた人生は歩めない、ということ。

 自分の人生は自分でクリエイトしたい。

 

数日後には、周囲の反対を押し切って大学を辞め、

ホストになると決意したんですね。

何でホストかって、面白いことに小学生の頃に

テレビで見たナンバーワンホストへの姿が脳裏に

焼ついていたという。

 

しかしながら、物事はそう簡単には進まず、

なかなか売れず、お金もなく、

1日にコンビニのパン一つという時期もあったそうだ。

 

とはいえ、そこは唯一無二の「俺」である。

「俺がホスト業界を変える」「伝説を作ってやる」と

自信だけはあって、次第に頭角を現していったわけですね。 

 

 

 

ホストという仕事について、私はほとんど知らないが、

彼はその中で、売掛(お客によるお店への借金)をやめ、

お酒も飲まないという独自の営業スタイルも確立。

売り上げを上げて、歌舞伎町ナンバーワンとして

メディアに登場する機会も増えていったという。

自ら、新人ホストを育てる一方で、昨年末に

現役ホストを引退して、独立したという経緯が

語られている。

 

人から必要とされて、脚光を浴び、熱狂させる

そんな人生を望んでいる彼らしく

ある意味、ホストも天職だったのかもしれません。

持ち前の頭の回転のよさと明るさ、不屈の精神、

そして、尊敬するのはミュージシャンの父親という

彼は、家族みんなが大好き。

かなり恵まれた家庭環境といえそうで

愛されて育ってきた自覚もあり、

ローランドという存在でみんなを幸せにしたいという

使命感が出てきたという。

意外にも

本気の恋愛をしたことがないという彼だが、

家族への愛、仕事への愛、従業員への愛など

愛の対象は様々。

 

ホストクラブの従業員に関わったことで

複雑な家庭環境で親の愛情を受けずに育った人が

少なくないことを知ったという。

彼はこうした子たちにも愛情を持って接し、

更に小児がんの子どもたちのチャリティに参加したことなどで

活動を通じて、人のために役立ちたいという気持ちが強くなったそうだ。

 

 

ちなみにこの本の収益は、全額寄付ということで

半分は、カンボジアの子どもたちの育英のため
(この理由は本にもあるが、旅先での感謝から)

そして半分は、東日本大震災の復興のために、という。

 


現代ホスト界の帝王ROLANDの印税寄付の真相!カンボジアへの学校設立に完全密着。【ROLAND社長-完全密着-】vol.021

 

設立式でのあいさつがまたいいよね。

 

皆さんに伝えたいことが一個だけあるんですけど、

幸せはシェアしたほうが長く続く、と

まあ人っていうのは、お金だったりとか、食べ物だったりとか、

いろいろあるじゃないですか

そんな幸せを手にすると、独り占めをしたくなる、

そんな生き物なんですけれども、そこでね

皆に幸せをシェアしてみるともっと長く続くという、

僕のとても大切にしている考え方で

これを皆さまに伝えられたらいいなと思って

今日やってきました。

 

彼はまたテレビに出られる側になったとき

その事実も嬉しかったが、こう続けている。

 でも、一番嬉しかったのは、従来のホストの特集にありがちな、派手なシャンパンタワーや大金が舞うところに注目されたのではなく、俺のプロ意識や仕事に対する想いに注目してもらえたこと。

 今までの世間がホストに対するイメージを変えてみせた、センセーショナルな出来事だったと自負している。

 

個人的には、かっこいいホストっていうと、

何か漫画がドラマになった『夜王』の聖也を演じた

北村一輝さんのイメージで、

金髪でモデルやアスリートのようなローランドさんは

まるでベルサイユのバラっぽい雰囲気を

感じてしまいますが(笑)

やはり、何かを究めたり、結果を出す男性はカッコいいですね。

流れとして、スターやカリスマを擁する時代では

なくなってきているようですが

桜の花が好きというローランド氏は、

やはり絶頂期に引退して、

次の実業家としてのステージへ移られたわけです。

 

特に笑っちゃったのは

 

 よく女性に、

「貴方のことが好き」

 と言われるのだが、そのたびに、

「俺も好きだよ!」

 と答えていた。

「俺も(ローランドのことが)好きだよ」という意味でね(笑)。

 

女性は勘違いしちゃうじゃない(爆)

 

この自己肯定感の高さで思いだしたのはまた

「俺ってスゴイ」という苫米地秀人氏もそうだけど、

ごく普通のレベルからスタートするにはまず、

自分を愛しましょう、というところからでしょうね。

 

いずれにしても、嫌みとならないのは

双子の大好きな妹さんに素っ気なくあしらわれて

落ちこんだりするキャラなど

反骨精神の一方で素直さも垣間見えて

ほほえましさも感じられるから?

ナンバーワンホストらしいウィットに富んだ名セリフの数々と

突き抜けた爽快感もあって

興味持たれたら、一読をお薦めします。 

 

 

 

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『バーソロミュー2-夢から目醒める』バーソロミュー/メアリーマーガレット・ムーア

 

 

少し前にご紹介した

チャネリング本の古典的名著のひとつ

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

バーソロミュー・シリーズの二冊目です。

 

バーソロミュー2 ― 夢から目覚める(覚醒ブックス)

バーソロミュー2 ― 夢から目覚める(覚醒ブックス)

  • 作者: バーソロミュー,メアリーマーガレット・ムーアチャネル,ヒューイ陽子
  • 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
  • 発売日: 2017/02/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

翻訳者のヒューイ陽子さんが

あとがきで述べられているように

一冊目よりさらにメッセージに熱がこもり

内容も中級編に移行した感があるかもしれません。

「すべてはエネルギーである」「思考が現実を創造する」「神も宇宙も人もすべて一つである」「人は転生を繰り返しながら魂の進化をはかる」「すべての本質は愛であり、自分を愛することからすべてが始まる」などといった基礎理論は習得されたものとして、自分がすでに悟っていることを知るためにはどうすればよいか、そのための障害になっているものは何かについて本書は語ります。

 

今回はハワイやジャマイカでのワークショップの内容も

含まれており、段落ごとに実践のためのワークも載っています。

 

はじめに

夢からの目覚め

人生は完璧である

「私」とは何か

ハワイ・ワークショップ

エネルギーと奇跡と女神

息を吸う、息を吐く

逆境に立ち向かう強さ

普通の人生を生きる

内面の風景

四次元の意識

ジャマイカ・ワークショップ

二度とない瞬間

 

この中に

“普通の人生を生きる”という話があります。

バーソロミューはこの場合の

普通は、凡庸とは違い、

複雑でないシンプルなという意味だといいます。

 

 自分以外のものになろうとするとき、人はその瞬間の感情を殺しています。優しくしようとか、正しくあろうとか、陽気になろうとか、人を説得しようとか、少しでも無理をしているのなら、とにかくその努力を「解き放ち」、その瞬間のありのままの自分になってください。自分自身になるだけでいいのです。なぜなら、あなたは私たちがこれまでずっと話してきたこと――光であり、喜びであり、誰も傷つけないものであり、愛であり、心の平安であり、受容であり、あなたが考えつく最高の資質のすべてであり、それ以上のものなのですから。

 普通であることがその答えです。それぞれの瞬間に「シンプル」であろうとすると、どのようにしてすべてを解き放つかということがわかってきます。解き放つことによって、それまで自分を縛りつけてきたエネルギーが放出されます。残ったエネルギーは、もっと創造的な面に使うことができます。

 

普通であることで

直感がもたらされる。

 

 直感は創造性をもたらします。カビの生えた古臭さの代わりに、新しい息吹が入り込んできます。生きるとはまさにこういうことです。“広大無辺の自己”から、常に直感を与えられることです。そしてそのためには、普通であればいいのです。なかなか信じられないかもしれませんが、とにかく試してほしいと思います。

 自分が「普通」であることを認めると、あなたはその瞬間、何か創造性に富むダイナミックで生き生きとしたものに、自分のなかに入ってきて自分とともに共同作業をしてほしいと頼んだことになります。何でも全部しなければ気がすまないとか、何でもきちんとしないとイヤだとか、一定のやり方でなければ落ち着かないなどという気持ちを捨て去ると、その瞬間、創造性が入り込む余地が生まれます。生きるとはそういうことです。

 

私たちは一人で生きているのではなく

生かされているのであり、あるパワーやエネルギーがあり

それと共に人生の流れに乗っていけるといいます。

普通であることは、平等であることでもあります。

エスは私たちは兄弟であると語りかけました。 

 

 

 

また、神とは絶対的幸福であるともいいます。

 

“神意識”と最も調和している人々は、前向きで生き生きとしていて、強じんな明るさと優しい心を持っています。そうした人たちは、よいことも悪いことも、自分は何でもすることができることを知っていながら、そういうなかで罪の意識を捨てて、代わりに“大いなる光”と“幸せ”と神を選ぶことに精神を集中しているのです。

 ジャマイカのようなところに来る理由の一つは、そうした生き生きとした状態になってほしいからです。生き生きと感じたくない人は、どうかもう来ないでください。ここでは、陽気にならないようにするには、大変な努力が要りますから。陽気になるために必要なことは、陽気になろうと「心に決める」ことだけです。自分に「何が欠けているか」ということをクヨクヨ考える代わりに、「すでに持っているもの」についてや、豊かさの感覚に想いをめぐらしてください。

 

 ところが、この不幸に満ちた世界で、陽気でいることはなかなか難しいので、この陽気でいるということが、たいてい人が途中でつまずく点なのです。人々は幸せに感じることを怖れているわけです。けれども、あなたがそれを変えることもできます。今日一日だけでも、自分はよいことを探して、幸せな気分を意識するように努力しようと決心すればいいのです。

 

そして、今この瞬間に平安があるとも。

 

人とは、この時間空間のなかで起こる混沌とした出来事に次々に立ち向かっていく、そうした直線的思考体ではありません。光と音の色のすばらしい爆発であり、それがたえまなく拡張しつづけ、常に動きつづけ、あらゆる瞬間に満たされ満たしている。人はそういう存在です。ここで話していることは、何も難しいことではありません。今現在の瞬間に生きて、それを体験しようとする、それだけでいいのです。

 

――生き方というのは、チェスのゲームのように最後の駒の動きで勝負が決まるというものではありません。人生は、それぞれの瞬間が次の瞬間と同様に、大きな喜びの可能性を秘めている生き生きとした道程です。ここで覚えておいてほしいことは、それぞれの瞬間に神秘、完全なる神秘が秘められているということです。

 

ここに書き留めたのは

ほんの一部ですが、

バーソロミューが最後にこう述べています。

私たちは苦痛の多い夢を見ていて、

その深い眠りから覚めていませんでした。

しかし、その夢から覚めるのが

私たち人類の進むべき道であり、

その目覚めを助けるために伝えているといいます。

 

このシリーズ二冊目の本は

1988~89年のチャネリング内容ということです。

当時から30年が過ぎようとしていますが、

近年復刊され、翻訳も見直されているそうで

kindleでも読めます。

そして、時代は今まさに目覚めを促す

変化の強いエネルギーの真っ只中にあるといえますね。

 

 

 

 

 

 

 

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『そうだ 魔法使いになろう!:望む豊かさを手に入れる』吉本ばななさん、大野百合子さん

 

 

見えない世界にも詳しい

作家の吉本ばななさんと、

スピリチュアルかあさんこと

神秘家、セラピストである

大野百合子さんの対談本です。 

 

そうだ 魔法使いになろう! : 望む豊かさを手に入れる

そうだ 魔法使いになろう! : 望む豊かさを手に入れる

 

 

ばななさんはいろいろな方と対談されていますが

百合子さんとは親しいご友人同士ということで

和気あいあいと、不思議な世界にも触れつつ

見えない力をつかいこなして、豊かに生きるなど 

興味深いお話がきけます。

 

第1章 何度生まれ変わっても、魂の本質は変わらない

第2章 魔法使い――よい流れを自分に引きよせたり、流れに乗ること

第3章 ボディの直感力につながる

第4章 一人一人が道を見つけていく時代

 

たとえば

周りでは、エルメスなど何か「豊かさのシンボル」を決め、

エネルギーのお守り的なものして

豊かさを引き寄せようという人もいる

というお話から

 

大野 ただ、私はブランドのバッグが欲しいわけではないので、では「自分にとってのエルメスにあたるものは何だろう」と思うわけです。

 私にとっては、家の中でくつろいだ時にイングリッシュガーデンがあって、元気な植物やおしゃれな窓枠がある、それが今の自分にとって、豊かさのシンボルなんだという気がしています。

吉本 それはすぐできるじゃないですか。あっという間に実現できます。百合ちゃんのおうち、ほぼそんな感じ! お庭も素適だし。

大野 理想のお庭は造れるだろうなと思います。そこにいると本当に豊かになってきて、それに付随したいろいろなものがどんどん流れ込んでくる気がします。ばななちゃんにとっては何だと思いますか? そういうのをそれぞれ感じてみると……。

吉本 現代人はかなり洗脳がかかっていますから、すぐにエルメスとかドレスとかになっちゃって、「待てよ、これって本当の自分の望みじゃないぞ」ということがいっぱいありそうです。本当の自分の快適とか、望みとか。私は、やっぱり「快・不快」で言うところの「快」ですね。不快な思いをしたくないに尽きます。

大野 それは、本当に体が知っていることですものね。

吉本 はい。

大野 そうすると、「快」というものが環境であれ、食べ物であれ、着るものであれ、すべて「快」。

吉本 自分にとっての「快」。

大野 明確ですね。 

 

「自分が一番気持ちがよくて大事にしたいものは何か」が

明確であればるほど、

心地のよい人生になってきます、とも。

 

大野 お金もエネルギーだし、健康も体の中を流れるエネルギーだとしたら、やっぱり循環、めぐる、流すが大事です。

吉本 ということは、やっぱり「今に生きなきゃダメ」ということですよね。

大野 「将来のために」ではない。 

吉本 過去にプールしたお金だけで今を生きていくと、やっぱり淀んだりするのでしょうか。

大野 お金をどこにどう使うかにもよるのではないでしょうか。結局は「お金の葛藤があるか、ないか」に尽きますよね。

 葛藤なく、自分が行動してお金や自分のエネルギーを気持ちよく消費するなら、やはり豊かさは循環すると思います。

 お金は気のエネルギー。気の流れは液体と同じですから、池に溜まって流れが止まると、だんだん水が腐っていきますよね。働かないで、過去にプールしたお金を、なくなる不安に巻き込まれて守ろうとばかりしてしまうと滞る。

 でも、心底意図したものが手に入るという「意識とエネルギーの関係」を理解できているなら、水も蒸発するし、天からは雨も降ってくるでしょうし、自然と循環していくはずです。

吉本 動かない水、はプールそのものですね。 

 

お金も気もエネルギー、

めぐる、流す、

循環させることが大事なんですね。 

 

 

 

そして、自分を見つめる際には

あまり判断をしないで、

ニュートラルに捉える。

 

大野 自分をこれじゃダメと否定すると、心身の統合とは逆方向に行ってしまう。

吉本 否定とか、こっちのほうがいいという憧れの像を持つと、そこにずっとはまってしまいます。「自分はこうではない」という思いがぐるぐる回ってしまうから、「自分はこうだよな。まあ、しょうがないか」という感じに心から行けると道が開けますよね。

大野 そこなんだと思います。「ああこうなんだ教」!(笑)。まんまの自分をともかく優しく受け入れること。

 古神道では、自分の内側で二つの違うエネルギーが葛藤しあう状態を「異心―ことごころ」といいます。本当はこうしたいけど、できないとか……。そして、その反対が「真心―まごころ」。自分の本当の気持ちがけんかせずにそのまま表されている状態。今使われている「真心をこめる」という言葉通りです。

 これからは本当に真心の時代。ばななちゃんは、本当に真心を生きている。

 

大野――

 アリストテレスが言った「余暇」の使い方に3段階あります。最初はリラクゼーション、次はレクレーション、3番目がセルフリアライゼ―ション、つまり自己実現です。

 1段階目は、ただ疲れた体を休めること、2番目は例えばディズニーランドに行ってたのしむこと。でも、毎日行ったら飽きてしまう。なので、最後は自己実現で、つまり自分を表現していくこと。飽きはこないし、やればやるほど奥深く楽しくなってくる。

 私たちは皆、地球で、そしてこの人生で自分が表現したいことを表現するために、生きているんですね。

 

 魂は、自分が何を表現したいのかを知っているので

そこからずれている場合には

「今やっていることはちょっと違う気がする」と

違和感を感じるといいます。

 

そして、自分が人生で何を表現したいか

それを教えてくれるのは、体感だとも。

 

 言われなくてもやりたくなることや、やっていると夢中になれること。つまり、特に理由はないけれど大好きなこと。子どもの頃は、自分と深くつながっているので、その頃大好きだったことを思い出すのも「自分の道」を見つける手っ取り早い方法です。

「人からどう思われるか」や、「未来はいったいどうなってしまうの?」などの「サバイバルモード」から少しずつ自由になってくればしめたもの。妙にシンクロが起きて、自分の「道」に関係する人やらものやら情報やらが流れ込んできます。

 シンクロが起きたらとりあえずやってみるのも手です。目の前に来た、できることからスタートしてみる。なにしろ平均350回の転生の中でその「道」にかかわっていることはけっこうあるはず。

 

これからの時代は、

一人ひとりがそれぞれの道をみつけていく

ようになるだろうと対談は結ばれていました。

 

最初の方では、お二人の過去世についてなど語られて

ちょっとコアな感もあるかもしれませんが、

お二人をご存じだったり、スピ好きには面白いかも。

全般的に現世の魔法使い風に

エネルギーの仕組みと使い方を示唆してくれる

わかりやすい内容でした。

参考になることも多く、

興味を惹かれたら、一読されてはいかがでしょうか。 

 

 

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

  

 

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『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録ーUEO交信ノートを初公開』秋山眞人氏(著)・布施泰和氏(編)

 

 

若い頃からUFOコンタクティとして

不思議な体験をされてきた秋山眞人氏は

スペース・ピープルとの交信を

長年にわたって記録されてきた。

その貴重な資料ノートを昨年末(2018.年12月)に

本としてまとめられて公開されました。

 

秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 ― UFO交信ノートを初公開

秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 ― UFO交信ノートを初公開

 

 

その前に出版された『Lシフトースペース・ピープルの全真相』と共に

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

宇宙や宇宙人について、また私たち

地球人としての生き方に興味のある方には

とてもオススメの二冊といえます。

 

孤独感があったという多感な秋山少年は

夜空に向かって、未知の存在との交流を

願っていたようですが、それは現実となりました。

もっとも、バシャールをチャネルするダリル・アンカさんも

そうですが、秋山さんもこれは生まれる前からの約束(契約)

だったといわれます。その星にいたことがあったり、

過去世や未来世での繋がりがあるケースです。

地球人だって、もともとは宇宙由来ですし、

近年はスターシードと呼ばれる宇宙人度の高い?

魂も多く生まれてきていますね。

 

ところが、まだ秋山さんがスペース・ピープルから

接触を受けた当時は、今とは状況が違います。

UFO少年としてテレビに出たりもされていたようですが

際物、オカルト扱いで、興味本位でしか受け取られて

いなかったのですね。そのような中で、秋山さんが

詳細に彼らとのやりとりを記録された沢山のノート。

半世紀もたって、ようやく公開されることに

なったわけです。

 

スペース・ピープルは私に次のように言いました。

「我々はある目的を持って地球にやってきています。今の地球の人たちは、とにかく文明的な岐路に立っています。このまま物質に浸った文明を続けていって行き詰ってしまうか、それとも物質文明の中に精神的なものの考え方をより多く取り入れていって文明を変え、長らく地球を存続させていき、人類の文化を持続させていくかの岐路に立っているのです。

 我々はすでにその難関をクリアしてきました。ですから今、こうしてテレパシーを使ってコミュニケーションしているのです。あなた方も我々と同じような文明を持つ可能性が十分にあります。そういうことをあなた方に気づいていただくために、我々はやってきたのです。

 ですが私たちは、あなた方地球人を手取り足取り導いたりすることはできないのです。ただしヒントを与えて促すことはできます。私たちにできるのはそこまでです」

 そして彼は最後に私にこう言いました。

「あなたは、私たちが持っている知識をこれからも手にしたいと思いますか? あなたが望まなければ私たちは提供しません。それと、あなたは自分の向上を考えることができますか?」

 とっさに私は、「望みます! 考えています!」と答えていました。

 本格的なコンタクティーとしての私の人生はこの瞬間から始まりました。

 

これは1976年という記載があります。

秋山さんは真剣に彼らとの出会いを受け入れ

現実生活とのはざまで、困難な状況も乗り越えながらも

自身も彼らの惑星を訪れたりもし、

彼らからのアドバイスやトレーニングを受け、

自ら成長し、交流を深めていかれた様子がよくわかります。

 

 

 

 

 スペース・ピープルの惑星に行ったことで、私は劇的に変わりました。たとえばそれ以前の私は、近くに泣く人がいると一緒に泣かずにはいられなかったのです。近くに不幸な人がいると、一緒に自分が不幸になって、変わってやりたいと思ったりしたこともありました。それが正義だ! と思っていたのです。

 ところが、そういう姿勢が本当の人間変革とか人間教育とか人間救済ではないということを彼らは教えてくれました。泣いている人のそばではいかに笑うかを見せながら、笑ってあげなければいけないというのが彼らの理解です。苦しい人のそばでは、より楽な姿勢を取って、楽な人間もいるのだということを見せてあげなければいけないというのが彼らの理論なのです。

 私たちは今、いろいろなアクセサリーを持っています。権威、権力、お金、科学など、これらはアクセサリーにすぎません。アクセサリーというより、幸せになりたい、楽しく暮らしたいという願望のために編み出した道具に過ぎないのです。

 ところが私たち地球人はややもすると、その道具がすべてだと思いがちです。しかしすべては、人間の生命と感情の上に成り立っていることを認識すべきです。 

 

 核の問題を例にあげましょう。核兵器も、人間の闘争的な想念が生んだものです。では、核兵器を廃絶すれば、地球上の不安が一掃されるかというと、そうはなりません。

 核をなくしたところで、私たちが闘争的な想念を消していかない限り、またそれに代わるものが環境の中に現れてくるからです。想念というのは、そういう力を持っています。

 ですから、常に最高の、理想の状態を設定して思い描く必要があるのです。常に高みに理想を設定して、そこに向かって絶えず努力するイメージを持つのです。

 そのためにはまず、地球人自らが理想に向かって常に努力して変化していくと決意するしか方法はないのです。スペース・ピープルはこの惑星訪問で、私にそういうことを教えてくれたのだと思います。そのことを伝えていくのが、私の地球でのミッションなのです。

 

ところで、テレパシーは想念ですが、

テレパシーが発達すると物質との区別がなくなる

というお話もありました。

当然、何より私たちの意識がとても重要なわけです。

 

超常現象に興味を持つのは好みの問題ですが、

それにはまるとリスクもある訳で

何より現実とのバランスを必要とします。

何といっても、

私たちは今肉体を持ってここに存在しているのですから。

日々、自らの意識を高めていくこと、バランスよく

ハートをオープンにしていくことが大事なのですね。

 

 宇宙人を遊びの対象として見るのは自由だよ。

 怖がるよりはいいと思う。まず、我々を身近なものとして捉えてほしい。

 地球人がまだ科学というものにほとんど手を付けていなかったころ、地球人にとって我々は、確かに神的なものだった。地球人が科学というものに目覚めてから数千年。我々はようやく神から高度な科学を持った生物として捉えられるようになってきた。

 いつか必ず、君たちは我々を“人間”として見る日が来るだろう。

 そのときが、君たちの星と宇宙連盟との結びの時である。

 

個人的には

哲学というか精神的な捉え方に興味がある方なので’

そうした引用が中心になりますが、本書の中では

もっと科学的というかテクノロジー面での言及も多く、

図やシンボルなど、また実際にスペース・ピープルから

受け取った物質的なアイテムなどについても語られていますから

情報は多岐にわたり、膨大なものといえましょう。

 

秋山氏は、あとがきで語られています。

 

スペース・ピープルは相変わらず飛来し続けています。その一方で、私たちの文明も、ようやく「心」を中心に据えた変化に向かい始めたようにも思います。

 それはスペース・ピープルが私たちに促している方向でもあります。「何が幸せか」を常に考え、その目的の下に安らぎの人生を見つけようとすることこそが、彼らが促す、あるべき地球的な生活なのです。

(中略)

 表層的なことや物質的なことではなく、「人が心から幸せになること」を中心に据えるべきなのです。そこに向けて、あらゆる科学と精神学が手を取り合ったならば、地球文明は必ず宇宙の仲間になれるはずです。

 

 

 

 

 

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『バーソロミュー 大いなる叡智が語る愛と覚醒のメッセージ』バーソロミュー/メアリーマーガレット・ムーア

 

 

かつて1970年以降

いわゆる精神世界と呼ばれるジャンルで

高次の存在からのメッセージを伝える

チャネリング本が盛んに

世に出るようになりましたが

その古典的な名著のひとつが

このバーソロミューのシリーズでした。

 

バーソロミュー ― 大いなる叡智が語る愛と覚醒のメッセージ (覚醒ブックス)

バーソロミュー ― 大いなる叡智が語る愛と覚醒のメッセージ (覚醒ブックス)

 

 

当時から、時代の変化の流れはどんどん進み

2000年頃から始まった水瓶座の新時代の

大転換点にさしかかっている現在こそ

あらためて彼らの叡智が役立つのでは

ないかと感じています。

 

実際、近年になって刊行され直したりして

スピリチュアルでいう「覚醒」を促す昨今の動きに

呼応しているのかもしれませんね。

 

バーソロミューは

メアリーマーガレット・ムーアさんによって

1977年から1995年までの18年間に渡って

チャネリングされ、人間の覚醒を助けるために

愛と叡智のメッセージを

伝えてくれた高次の存在です。

 

内容は多岐にわたり、

情報量は多いですが

一貫して繰り返し語られているのは

私たちは、“大いなる源”と同じ存在であり、

既に必要なものをすべてもっており、

それに気づくことだけが求められている、

つまり目覚めよう

ということです。

 

――本当の自分になるのに、遅すぎるということはありません。

 まず、自分のことに関して自分にウソをつかない、今まで見ないふりをしてきた問題に対して正直に取り組む、ということから始めてください。自分のなかにためらいや怖れを感じるときは、解決すべき問題がそこにあるのだと思ってください。そういうときは、自分が何を怖れているのかを見つけだす必要があります。怖れをいだくのは、ありのままの自分を出していないからです。人が怖れを感じるのは、必要とするものを自分は持っていないのではないかと感じたり、持っているものを失うのではないかと感じるときです。何かを失うのではないかと怖れる必要は全くありません。人間はみな、必要なものすべてを持っているのですから。

  

自分を愛する

という箇所では

 

 自分の人生のマスターになって、自分を愛していると感じられるようになると、あなたの人生は愛の行動ではなく、愛の流れとなります。誰が目の前にいようとも、愛の流れを感じることができるようになります。この愛は特定の個人に向けられたものではありません。目の前を犬が通りすぎても、子供が通りすぎても、それが近所の人であっても、敵であっても、すべて同じです。自分の子供と同じように敵を愛するというのは、何だかおそろしい気がするかもしれません。しかし、自分が愛の流れそのものになることで、あなたは自由になることができるのです

 

一冊目のこちらは

 

第一部 人間関係

 愛ではないもの

 ソウル・グループ

 性エネルギーという贈り物

 自分を愛する

第二部 自己

 怖れ

 霊性の高い人

 マスターであること

 十二のパワー因子

 高度なエネルギー域

第三部 道

 瞬間(いま)を生きる

 心を開く

 内なる気づきへ導く瞑想

 聖フランチェスコからのメッセージ

 慰めるもの、聖霊

 

前後に

日本の皆さんへ

はじめに、あとがき

があります。 

 

 

 

私たちは、悩みを創りだし、語り、解決することに

人生の意義を見い出してしまっているといいます。

 

――人生の制約を生みだしたのは自分なのですから、それを壊すのも自分でなければなりません。簡単にできることです。むしろ問題なのは、人が自分の人生の制約を喜び、手放したくないと思っている、ということです。制約は人生に意味を与えてくれるからです。

 人生に何も悩みがなかったら、あなたはどんな状態にあるでしょうか。何も悩みがなかったら、あなたはどんな生き方をしているでしょうか。このことをよく考えてみてください。

 

私たち誰もが直面する課題の一つであり、

さまざまな悩みや問題の背後にあるのは

怖れです。

怖れは人間が創りだしたものです。怖れはほかの次元にはありません。人間の創造物であり、人間が創りだした意識ですから、それを克服するにはこの地球界でそれに直面しなければなりません。人間が創ったのですから、それを取り除くのも、人間の意識のなかでなされなければなりません。

 

 予測可能な世界だと面倒が起きないので、人間はそれを好んだわけです。予測のつかない行動をとる人たちはコロコロ気が変わり、あてにできないので、都合が悪い存在です。そういう人は、信頼できないし、頼りにできないし、無責任だ、と言われます。彼らは気が変わるので、不都合なのです。彼らが変わると、自分も変わらなければならず、自分はそうしたくないかもしれないと不安になります。そこで人は変化に抵抗し、自分たちが作り上げた「宇宙の法則」とやらをもちだし、ほかの人々をコントロールしようとするわけです。そうして、規則はさらに、責任感のある人間であれ、信頼できる人間であれ、思いやりのある人間であれ、とつづきます。

 人間の生活が、いかに規則にがんじがらめになっているかわかっていますか。何を食べるべきか、何を食べてはいけないか、いつ呼吸すべきか、どのように呼吸すべきか、何を考えるべきか、何を考えるべきではないか、いちいち決めなくてはいけません。どうやって、これをこなしていくつもりなのでしょうか。何を考え、何を考えるべきでないか、どうやって考えるのですか。何という膨大な任務を自分に課したことでしょう。しかし、どれもこれもくだらないことばかりです。「あらゆるものは神である」という本質的真理を、みんな忘れてしまっています。すべて神だとしたら、何を選んでもすべて神なので、だったら、何でも好きに選んだらどうですか。 

 

実は私自身は、バーソロミューの本を

知りつつも、手に取ったのは

つい最近のことなのですが

その内容の深さと叡智には

あぁ、今なら(頭の理解ではなく)

腑に落ちるし、ハートに響く

必要なメッセージやアドバイス

満載だなあと感服しました。

やはり、今がタイミングだったのでしょう。

 

新時代へ向けての今こそ

理解が深まる!

お薦めの叡智のメッセージ書です。 

 

 

バーソロミューのシリーズ本は、近年

2と3も復刊されています。 

 

 

 

 

それぞれが自分自身の本質へと"目覚めて"いく時代です☆

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