不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

密教が教える知恵-『ここに気づけば、もうお金には困らない』種市勝覺さん

 

プロローグは、なぜ密教が「お金」を語るかで始まるお金の本。

作者によれば、密教という空海による秘伝の教えは

現世での利益や成功を肯定しているうえ、

どちらかといえば、

宗教という能力開発の技術に近いかもしれないという。

何より、お金には「見えない法則」が存在しているといい、

密教の世界が、それをつかむヒントを与えてくれるといいます。

 

まず、密教が伝えるのは「身」「口」「意」つまり

行動と言葉と意識がの三つが一致した時、

願いが成就されるということです。

 

 金運を開きたいと思ったら、何よりも一番大切なのは「意識」なのです。お金持ちになるためにはどんな「意識」をもっていればいいのか、そこを学ばなければなりません。

 

というわけで、本では、この意識改革について

順序立てて、実にわかりやすく教えてくれているのです。

 

 

 

 

 

 行動や言葉を変えていくには、意識を変えるだけでなく、習慣を変え、定着させていかなければなりません

 

そこで人生の流れを変える五つのステップを上げています。

 

①まず望まない方向に進んでいるのをゆるめる

②動きを止める

③向きを変える

④望む方向に動きはじめる

⑤加速させる

 

 お金がない状態が当たり前になっていて、そういう考え(意)や行動(身)や口グセ(口)が身についてしまっていたら、まずは貧しい考えや言動を少なくします(ゆるめる)。

 そしてそういうものをなくします(止める)。

 さらにお金持ちがする考えや言動を少しずつ取り入れます(向きを変える)。

 それをどんどん増やします(加速させる)。 

 

「身・口・意」を変えるときは、この五つのステップで進めていくと失敗がありません。

 

要は、お金や経済だけでなく、人生の心がけみたいなものとしても

とても参考になる一冊だと思います。

 

ここに気づけば、もうお金には困らない

ここに気づけば、もうお金には困らない

 

 

すべてのお金は、

①やってくる(お金を得ること)

②とどまる(お金が自分のところにある状態)

③離れていく(お金を支払うこと)

という流れをくり返している、ということです。

 

したがって「自分のお金」というものは存在しません

 

このように自分のお金は存在せず、つねに流れていくものです。ですからこの流れを止めてしまうと、お金が自分のところに流れてこなくなります。 

 

ところで、もうひとつ、大事なお金の法則があります。お金を流すとしても、どんな思いをのせてお金を流すかが重要だ、ということです。本来お金は「喜び」と交換されるものです。

 

そして、お金にも「生気」と「殺気」があるといいます。

 

「喜び」や「幸福」は密教風水では「生気」といいます。「生気」とは分かち合いや育み合い「気」です。

 一方、「苦労」や「犠牲」「代償」は、「殺気」です。「殺気」とは奪い合いや狩猟の「気」です。

「来る」「いる」「出ていく」の三つのお金の流れのそれぞれで、どんな「気」をもってお金を循環させるかが大事です。

 

 お金にめぐまれている人は、お金を喜んで使い、喜んでためて、喜んでお金を得る人です。お金はどんどん使って、ためて、稼いでいます。なぜならお金は「喜び」の交換だからです。

 

ところが、人は、お金を出す時に「殺気」を感じてしまいがちです。

なぜかというと

 

それは、自分がお金を払って手にしたものを見ていないからです。お金を出すところばかりに「意識」をフォーカスして、自分が手にしたものにフォーカスしないと、「お金を取られた」とか「損した」という「殺気」になります。

 たとえば私たちはよく「電気代を請求された」とか「電話代を取られた」という言い方をします。でも「あなたは電気を使いましたよね」「夜、部屋には明かりもついて、冷蔵庫も動いていますよね」ということを忘れているのです。

 お金を払ったのなら、私たちは必ず何かを手にしているはずです。それがすでに破棄して手元にないものであっても、胃の中に入って、今は目の前にない食べ物であっても、記憶にはもうない、かつて受けたサービスであっても……。

 それらをみな「ない」ことにしてカウントしなかったら、「損した」「取られた」という「殺気」になってしまいます。

 自分が手にしたものの数を数えるのか、手放したお金にフォーカスするか、その違いが「生気」と「殺気」の違いになってあらわれます。

 

失ったお金にフォーカスするのか、その代わりに得られたものにフォーカスするのか。どこに「意識」を向けるかで、お金の流れも百八十度変わってしまうのです。

 

そして、今あるものにフォーカスしてカウントしていくと、「豊かさ」や「幸福感」「喜び」の「生気」がわいてきます。

 

光熱費の支払いなど、

ちょっと思いあたるふしがあって笑ってしまいましたが、

一事が万事で、どこに意識を持って生きていくのか

あらためて考え直させられます。

 

また巻末には、金運を開く、印やマントラについて触れられ、

梵字のカードもついてます。

 

作者の種市勝覺さんは、密教風水カウンセラーと肩書にあります。

風水師で密教大阿闍梨である松永修岳氏に師事して

空海密教の修行をされ阿闍梨となったそうです。

以前から、松永修岳氏のことは知っていたので、

そのお弟子さんということでも、興味を惹かれて読みました。

 

お金についてはもちろん、結局は

幸せになるために、どうすればいいのか

とても読みやすく、密教の知恵を伝えてくれる

オススメの本です。  

 

 

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