不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『不食という生き方』秋山佳胤さん-プラーナで生きる

 

 

 

皆さんは、一日にどのくらい食事をされるでしょうか。

朝昼晩、一日3食、いろいろな食材をしっかり食べましょう、

と言われてきたのを当たり前のように、

私も、受け入れてきました。ちゃんと

食べないと元気が出ないように思っていました。

 

ところが、最近は

一日2食という人も少なくなく

なかには1食の人も結構いるのですね。

よく知られる芸能人にタモリさんやビートたけしさん、

福山雅治さんなどが挙げられています。

 

近年では、俳優の榎孝明さんが

一定期間、経過を見ながら不食の実験もされ、

急激に痩せたものの、その間も普通に暮らしてましたね。

 

広い世界には、インドのヨガ行者の中に

一切の飲食をせずに長年生きているという人も

います。インドの医療機関の観察を経て確認されています。

 

私たちは食物を通して太陽エネルギーを取り入れて

活動していて、大気にはプラーナというものがあり、

これを積極的に使って(不食で)生きる人がいることなど

は知っていました。

ブレサリアンと呼ばれます。

 

食べないというと

日本では、青汁一杯で過ごしている森美智代さん、

そして、今回紹介する弁護士の秋山佳胤さんが

よく知られています。 

 

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

 

 

そうした方々の本を最近いくつか読みましたが、

なかなか興味深い内容でした。 

私が最初に手にしたのは、秋山さんの著書です。

 

不食という生き方

不食という生き方

 

 

 

 

 

ご自身にとっては、食べなくなったのは自然な成り行きで

不食の弁護士さんと言われるは心外のようですが

やはり、常人には信じがたく、疑う人もいるのは

しかたのないことかもしれません。

 

秋山さんの場合は、気功を学び、実践し、健康体となり、

その後、プラーナを摂取して不食の人として知られる

ジャスムヒーンさんに出会ったことで

次第に食事を減らし、必要がなくなったという経緯があり、

やはり、不食になるべくしてなった一部の人だと思います。

著書では、不食自体より、食がいらなくなって

大きく変化した意識や考え方、生き方に

焦点があたっています。

 

不食を無理に実践しているわけではない。やりたいからやっているだけ。

「食べないと死ぬ」は本当なのか、固定観念を疑ってみる。

 

 食べることが楽しいなら、適度に食べればいいのです。

 それを邪魔するつもりはありませんが、知っておいていただきたいのは「食べる量を減らすと頭がさえる」ということ。経験のある方もいらっしゃるでしょう。

 肉や乳製品や白砂糖の摂取をやめる、ジャンクフードを食べない、玄米菜食に切り替える、果物や野菜をより多く摂取する。

 私はこの方法で、二年間で徐々に食事の量と質を見直しました(後述)。

 ただし、急に食事をやめると体調を崩しやすいです。食べる量を減らすとしても、無理なく少しずつ減らすこと。くれぐれもご注意ください。

 

さて、私が興味を惹かれたのは、

食事についての考察で、

人はお腹が空いたから食べるというだけでなく

楽しみや感情を満たすため、暇をつぶすために

食べるということでした。

 

 少食や空腹感が心地好くなると、食に関してある事実に気づきました。

 

①食べるとすぐに眠くなる

②食べると体が重くなる

③食べると意識が低下する

④食べると感覚(直感、想像力など)が鈍くなる

 

さらに、食へと誘うさまざまな感情にも気づきました。

 

①悲しい、寂しいと食べたくなる

②暇になると食べたくなる

③つまらないと食べたくなる

④悩みごとが増えると食べたくなる

 

読んでいる皆さんも、ドキッとされるのではないでしょうか。

私も以前はほぼすべてに該当していました。でも少食や空腹感を楽しめるようになり、今のように一切の飲食を不要とする生活になってしまうと、すべて笑い話になります。

 ちなみ私はダイエットや断食は推奨はしません。

 そんな一時的な苦行ではなく、少食をずっと続けるほうが、よほど体には健康的です。ダイエットや断食は「ねばならない」という意識が強く、そのような緊張感は先述したように、プラーナの摂取率を下げます。

 だから「食べてもいいし、食べなくてもいい」という意識を持つこと。ニュートラルな意識こそ、最も自由でリラックスできる状態です。

 精神面でリラックスできれば、徐々にプラーナ摂取率が上がります。その摂取率が上がった分だけ、物質的な食事量が減っても大丈夫になります。

 

また、面白いのは、秋山さんが弁護士であるにもかかわらず

仕事の上でも、相手と戦ったり争うという意識がなくなり、

相手にも愛を送れるようになったということです。

周りの人や物事との繋がりを感じられるようになったというのです。

次元も高い感じですね(笑)

 

とはいえ、 

私たちにとっては、美味しい食事や会食は楽しみでもあり、

食は文化という面もあるため、

今後、果たして人が不食を目指すかは謎ですが、

どう考えても、現代人の多くは食べ過ぎであるし、

現代社会の飽食文化が異常であるのは間違いありません。

 

いろいろな意味で時代の転換点にある私たちは

これまでの常識や固定観念、集団意識について

今の自分にとってはどうなのか

一度考え直してみるのは大切だと感じています。

 

それには、まず

新しいことや

これまでの常識外の人や物事、

様々な事象を知ることが

いいかもしれません。

 

  

 

 

 

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