ヒカルランドから今年出た本で
2017年に行われたセッションの内容を収めています。
すべてを生み出す量子波のフィールド 《あの世》を味方につける超最強の生き方
- 作者: 小林健,辛酸なめ子,寺井広樹
- 出版社/メーカー: ヒカルランド
- 発売日: 2018/04/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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何度も臨死体験をしているというか(5回も)
信じられないことに死んでは生き返っているという
医師の小林健さんに、なめ子さんたちが
あれやこれやと質問して答えるという
とりとめなくも、どこか興味を惹かれる一冊です(笑)
先ほど、ざっと急いで読み通したんだけど、
なかなか示唆的です。
なんせ、小林健氏は、超人の域でしょうから
そうだろうな。
アメリカでお仕事されているし、時に英語交じりで
軽~く喋っているけど、知られざる面白味がある。
量子波の世界が見える、そうで
それによると
常識は通用しないことも多々あります。
例えば、日本人が先祖を敬い(それはいい)
死後も皆を見守ってくれてる(?)と思っているのも
そう思っているからであって、霊となった存在は
それなりに忙しくそれほどヒマでないとか(笑)
お墓なども、遺された人たちのためのものであるとか、ね。
やはりそうかも、ということも結構話されていました。
小林 サムシング・グレートっていい逃げ道ですよね。神もそう。無限の力を神と言ったりして、その土地によってそれがキリスト教になったり仏教になったりする。そんなのは(ただ宗教の)ハンコを押しただけのことですよ。サムシング・グレートだって何も意味はない。それだってこちらが決めたことであって、別に向こうがそう言ったわけでもない。
一番大事なことは、今を生き切るということだと思うんです。今を生き切れば輝くから、ずっと先の未来と思っていても、実はそことつながっている。未来にやりたいことが今起こるし、過去に失敗したなと思っていても、それは失敗じゃなくて、今現在をつくるために必要不可欠なものだったのではと思うんです。
ところで、シータ波が出るという話からは、男女の愛の交歓について触れ、
人生の在り方に関しても、以下のように…
小林 愛がなかったら意味がないですね。愛がなくて、またパッションがないと意味ないですね。だから、ただ生きている人、愛とかパッションがなくて生きている、そういう人をヒューマン・ドゥーイングというんですね。やるべきことはやってるんだけど。でも、ほんとに愛のある人、情熱がある人をヒューマン・ビーイングといって、自分の持っているものを全部生かし切る。そうすると、テイストもよくなるし、ルッキングも、我々が思う美人さんとか美男子さんという方から外れるかわからないけど、ヒューマン・ビーイングとしての美しさはつくれますね。
辛酸 前にお話を伺ったときも、今の人生を一瞬一瞬生き切るのが大切だとおっしゃっていました。
小林 そう思います。よく皆さんに、「私って、不幸なのかしら」とか、「幸せじゃないわ。なんで小林先生はいつも幸せなの?」と聞かれるんですけど、不幸せである理由がわからないんですよ。我々が、テレビがないと、恋人がいないと、子どもがいないと、おカネがないと幸せじゃないというふうに枠を決めただけのことであって、私はその枠がないものですから、不幸になる理由がないですね。
辛酸 SNSとかで人の写真を見ると、自分と比べていい暮らしをしているとか思って、不幸になる人は多いと思うんです。
小林 私は、さっき控え室でちょこっとお話しましたが、飛行機に乗ると、エコノミーが一番いいんですよ。隣でおじいちゃんがガーガーいびきかいて寝ているし、隣で子どもがギャアギャア泣くし。でも、ライフがあるわけですね。ライフを生きるために、私たちは生まれているわけだから。
小林 動物も考えているんですけども、動物が天とつながっている3つの使命は、本能と、続ける生命力と、そのときを生き切る情熱(パッション)ですね。その3つが天の心であり、愛なんですね。それに近づけば近づくほど、悩みもないし、病気もない。
それに近づいているのは赤ちゃんなんですよ。赤ちゃんは学校に行く必要もないし、銀行ローンを払う必要もないし、3時におやつを食べる必要もない。自然だから、「かわいいわね」と言うと、チャーッとおしっこをひっかけられたり、50万円もしたシーツにうんちはされちゃうし、要するに本能と生命力と情熱の塊ですね。
人間より、一般的な動物の方が(上と)繋がっているという話は
エネルギーの世界が分かる人の間ではよく知られた真実で、
人がより優れているなんてのは、思い上がりでしょうね。
地球に多大な迷惑かけてきてるのも人間だし(泣)
辛酸 その人の人徳が高かったりとか、つながりやすいとか、ですかね。
小林 でしょうね。磨き上げているわけだから。ただ、余りそれに固執し出すと、箸は食べるものだけと思ってしまう。でも、自由な人は、頭にちょっと挿したり、ポニーテールに使ったり、箸一つでも何百種類の使い方がある。でも、我々がマスターになると、年とってくると、これだけとなっちゃうから、よくない。愛情を失っていくと、生命力がなくなって、死ぬんだよね。
辛酸 夢だったり、クリエイティブな精神をずっと持っていると……。
小林 持っていると、長生きするよね。
辛酸 最近、アメリカの映画で『ラ・ラ・ランド』もそうですけど、夢を持たないといけないみたいな、そんなメッセージが伝わってきます。
小林 そうだと思います。
辛酸 結構、生活が安定すると、夢とか、ほとんど失っているんですね。
小林 よくない。動かなくなっちゃうから。「はい、お茶」とやるでしょう。ダメよ。チョコチョコッとお茶を自分で入れて持ってくるような人は味があるよね。
辛酸 誰もがクリエィティブな才能があると思っていたほうがいいですかね。
小林 絶対あります。猫、犬でもあるし。ハエだってあるし、ハエを見ていると、何時間でも楽しいよ。一生懸命チョコチョコ、チョコチョコ、友達同士けんかしたりしてさ。見ていてごらん。変な人間といるより、おもしろい。アリンコだってそうよ。
辛酸 アリはおもしろいですね。ちょっと前にお菓子をあげて運ぶ様子を観察しました。
熊谷守一という画家がアリをずっと観察していたら、アリは左の2本目の足から歩き出すということがわかったそうです。ネットよりは庭を見たほうがいいですよね。
いろいろなことに興味が及んで、裏の世界や
ちょっと変わった話が好きな人には
なかなか面白い本かもしれませんね。
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