不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『「違うこと」をしないこと』吉本ばななさんー繰り返し読みたい面白さと含蓄ある一冊

 

   

ともすると

慌ただしく過ぎる日常の中でも

”自分を生きる” というのは

どういうことなんだろうと、ふと

よぎることがあるかもしれません。

 

どこかで違和感を感じていても

スルーしているうちに

本当は何が好きで何がやりたいのか

わからなくなっていたりすることも

以前はありました。

 

今秋出た、吉本ばななさんの新刊エッセイと対談の

タイトルにすぐピンときてしまった(笑)

『「違うこと」をしないこと』

読んで大正解!でした。

あぁそうだったとあらためて

気づかされることが多かったです。 

 

 

 自分の人生は、自分のものです。

 どんな人であれ、自分そのものを生きることが大切。

 そのためには、まず自分に正直であること。

 そして、他人と正直にコミュニケーションすること。

 結局はそれしかないんだってわかっていても、これが案外難しくて、振り返れば、私も失敗の連続でした。

 

自分を生きるって、むずかしい という

書き出しから始まる一冊は

エッセイと対談の章に分かれていて

読みやすいながら、

実に読みごたえのある内容でした。

 

「違うこと」というのは

“その人の生き方の中で、今ここでするべきではないこと” と

あります。

人生は一瞬一瞬変わっていくものでもありますが

今すべきでないことは、本来は感覚的にわかっているはず

なのですね。何か違う、という微妙な違和感…。

人や周りを気にして、頭であれこれ理屈づけたりして

ねじ伏せたり、何となくやりすごしてしまいがちだけれど

それが重なっていくと、大きくズレてしまう。

そんな私たちの在り方に、それは違うでしょうと

語りかけてくれる。

 

 本来の自分を生きるには、違うことをしないことが大切。

 じゃあ「違うことをしない」って、どういうことなんでしょうね。

「したいことをする」っていうのとすごく似ているけど、微妙に違うんですよ。言葉で説明するのがちょっと難しいのですが、ヘンに力が入ったり、ちょっとでも圧がある感じがあったら「あ、こういうことじゃないな」と思ってください。

 もっとこう、流れみたいなものに乗っていく感じ。

 イメージとしては、サーフィンに似てるかもしれない。 

 

 

 人間ってノイズが多いから、つい別のことをしようとするんだけど、その瞬間にその人に求められる行動、動作、考え、発言っていうのは、本当はひとつしかない。宇宙がその瞬間に「しなさい」と言ってることと、その人が「したい」と思ってることが呼応して、ピタリと一致するところがあるんですよ。違うことをしないでいると、どんどん道が極まって、瞬間、瞬間、それが一致するようになる。それは本当に武士道みたいな、剣の達人みたいな感じ。

 スゴイよー、本物の達人になると「ステーキ? うーん、今、食べたくないな」って思ったら、会食がキャンセルになったりする。私はまだその域には達していませんが、全然ざっくりしてないんです。本当に厳密な、よく出来たシステムだと思う。

 まさに、宇宙の法則。

 どんな人も、本来のその人を生きていくのが本当は一番自然で、ちょっとでもズレるとそれが反映されるし、ぴたりと一致すれば、それも反映される。もともと、そういうふうにこの宇宙のシステムができている。恐ろしいほど正確なその仕組みこそが、きっと、愛というものなのでしょう。 

 

その愛のエネルギーを用いて

宇宙マッサージをされる白井剛史(プリミ恥部)さんとの

対談(第二章)がまた実に興味深い内容でしたね。

 

吉本 宇宙マッサージを体験して、仕事を辞めたという人もいますもんね。

プリミ そうですね。本来の自分に戻るというか「あ、自分がするべきことは、本当はこうじゃなかった」と気づくんでしょうね。今って「自分では望んでいないけど、これをするしかないんだ」と思い込んで、がんじがらめになっている人もまだまだ多いし、お金を稼ぐために我慢して働くという状況も、世の中に蔓延しているので。

吉本 うん。ほとんどの人がそうだと言ってもいいかも。

プリミ ぼくから見ると、初期設定があいまいな人が多いんだと思います。自分がこう在りたいというのが明快じゃないので常識に縛られてしまって、お金を稼ぐなら「我慢しなきゃいけない」「がんばらなきゃいけない」「遊んでちゃいけない」とかって設定が、最初から勝手に親や世間や義務教育などから刷り込まれてしまっていたりする。初期設定がそうなっちゃうと、そこから先は、もう、そういう道しかあらわれないんですよ。宇宙はコンピュータになっているので、初期入力、初期設定がすごく大事なんです。逆に言うと、自分の設定さえハッキリ入力して宇宙のコンピュータを起動できれば、現実は自分のビジョン通りに、何もしなくても、必要なことが起きて動き出します。

吉本 みんな、あまりそういうことを意識したことがないのかもしれない。

 

プリミ 宇宙の流れと自分がシンクロしているのを実感する。それを実感し続けられれば、宇宙からのギフトは届き続けますからね。

吉本 お饅頭欲しいなと思う時に、ちゃんとお饅頭来るようになりましたもん(笑)。小さなことだけど、確実に欲しいものが来るようになると、それが流れにちゃんと乗ってるかどうかをわからせてくれるサインになる。逆に、見逃してる人は、どこで見逃してるかがすごくよく見えるようになってくるから。

プリミ 全宇宙のコンピュータって、そのくらい精密ですから。

吉本「なんで私って、いつもタイミング悪いのかな」って言う人、いるでしょ。「おなか減ってない時、食事に誘われるし」とか「お金がある時には、みんな、おごってくれるんだけど、お金がない時におごってもらえない」みたいな話を聞いた時に、それこそ設定を変えるには、何がその人をズラしてるのかに気づく必要がある。アドバイスを求められなければ、私もいちいち言いませんけど、そういう人に「あの時、食べたくないのにカレー食べたでしょ」って言うと「え、そんなこと?」とか言われる。けど、そんなことだったりするんですよ。「食べたくないけど、あとの五人はみんなカレーか。悪いかな、一人だけ、オムライス頼んだら」みたいなことが、その人をズラしたりしているんです、意外にね。

プリミ 気をつかって自分の意に沿わない設定をしちゃってるんですよね。その何気ないブレで全体の流れを澱ませる設定がされてしまっている。

吉本 うん。「そうか。あの時こうしたことが、ここに繋がってるんだ」っていうのがすごく見えるようになるので。直感って急にとんでもないことを言ってきたりするけど、それを無視しないで、実行してみるというのも大事なことかも。

 

この初期設定に関する話も

自分を生きる上で

とても大事なことですね。

頷くところや気づきが多く、

興味あれば是非一読、いや何回か読んでほしい

感じがします。

と思ってたら、ばななさんも ”おわりに”で

”(この本の中で、彼との対談はいちばんむつかしく思える部分だと思いますが、最も大きな気づきが秘められていますので、ぜひくりかえし読んでください。人生が大きく変化する可能性があります)”

と触れられてました。

 

また、第四章のCHIEさんとの対談でも

私たちそれぞれの魂の芯にあるものは、変わらない

独自のものだということも語られています。

 

また、私はばななさんと同年代、いや

ちょっと上なんですが(笑)

ばななさんご自身のこれまでのお話を興味深く伺うと共に

そうした時代や人生の流れを振り返ると

そうなのよね~という感慨を覚えるところも

少なからず、面白かったですね。

 

第五章の時間、お金、神様、わたし

でもいろいろな気づきがありました。

時間が未来から流れて来るという話は

確か、苫米地英人さんもされていましたが

お金に関する考えも、なるほどなあと思いました。

 

 人は好きに生きていいんです。

 そこからすべてがはじまる。それをどうか忘れないで。

 

 人間って、習慣を変えることが一番困難で、自分を変えたい、人生を変えたいと思いながらできないのは、それが習慣になっちゃっているからだと思うんですよ。

 

 いたるところに意識させないかたちで、トラップが潜んでいる。 

 逃げ切るためには、漠然と上を目指すんじゃんなくて、自分がどういう生活をしたいのかを真剣に考えること。

 

含蓄ある言葉が多くて、あらためて何度も読み返したいと思う

久々の一冊でした。 

 

 

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