世界広しといえど
兄弟姉妹のように
容姿がちょっと似ているように見えても
全く同じ人というのはいません。
本当は、皆それぞれが唯一無二の存在で
違っていて当たり前だとわかっているはずですが、
他との違いに疎外感や劣等感を抱いたり、
自らのユニークさ(個性)が受け入れらずに
悩んでいる人も少なくないというのは
考えてみれば奇妙なことですね。
本当の私で生きる ~他者との違いをヨシとすると宇宙の後押しが始まる~
- 作者: MACO
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2018/05/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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昨今、人気ブログが反響を呼んで
著書を出される人は少なくありませんが
メンタルコーチのMACOさんもそのお一人。
違いを受け入れて、
他人に合わせようとするのでなく
自分はどうしたいのか、と問うことで
自分の価値観で生きましょう、すると
宇宙が後押ししてくれると伝えてくれます。
私たちが持って生まれた魂は、常に進化していきたいと思っています。常に楽しく生きていたいし、ワクワクする世界を知りたいと思っている。意識はそのワクワクする世界をいつも見たいから、本能みたいに自然と、こうしたいな! という願いごとを持つのです。
そのために古いものを手放して、次の新しい世界に入っていかなければならない場合がある。だから、現状に違和感を覚えさせるようなことを起こします。「なんかこれ、違う」「気持ちがしんどい」「モヤモヤする」って。
――「なんかこれ違うわ……」というものを持っていることに気づかない限りは、それを手放せないですよね。違和感があるからこそ次への土台作りが起きてくるということを知っていてほしいのです。なんの土台かというと、自分という意識の進化・発展の土台です。
だから本来、違和感というのは大切なサインなので、モヤモヤしたら、本心とつながって進化するタイミングだ! くらいに思ってください。何かを否定すると、エネルギーがそこに注がれてしまうので、否定したものが力を持ちます。否定しすぎると重要なサインが減ることがあります。
より望ましい人生を構築するためには、このモヤモヤしたサインが自分に何を伝えてきているか? を「感じていく」ことが大事。
本心を生きることは、本当の自分を生きることにつながっていきます。
本当の私で生きるためには
まず、違和感という本心からのサインに
気づくことだといいます。
自分の心の声をちゃんと聞いてあげ、本心を偽らないで正直に行動していくだけ。そうすると、「人との違いが世界にうまく活かされ」、お互いの違いを認め合いながら、あらゆることがうまく回っていくようになるのです。
人と違うことを「これではいけない」と否定的な要素として捉えるのではなく、「生まれるときに宇宙からもらってきた、自分も他者も幸せにできる大いなるギフトである」と捉えるのです。
いわゆる引き寄せや
心理学的なテーマが取り上げられていて
そのエッセンス(コツ)がわかりやすく、
人との違いを尊重し、
自らの本心を偽らずに行動していけるよう
促してくれます。
結論は、やりたいことを素直にやるんだ、と決めてしまって、自分にそれを許したほうが、人生は確実にうまくいくということ。本心を偽って生きていると、真の幸せを感じることができません。
幸せとは、「満ち足りた満足」だからです。
何かがあるから幸せ、誰かがいるから幸せ、ではありません。自分が自分らしく、条件なしに素直に自分を生きているとき、心にただ「満ちた感覚」があります。満ちた、とは「足りていない感じがしない」ということ。
何かが足りない、欠けている、と欠乏感や枯渇感があると、人は外に形や条件を求めようとします。そして「◯◯さえあれば」という思考に傾いていきます。この状態で過ごしていると、いつまでも真の幸せはやってこず、いつも何かを手に入れようと躍起になっている状態が続くだけなのです。
満ち足りた感覚で日々を過ごすには、自分の心を無視せず、できるだけ心の声を叶えながら生きるだけでいいのです。
これはまた
自分のパワー(可能性)を
充分に引き出していくことでもあるのですが
そのためには、制限(ねば、べき)基準をはずすこと、
つまり、心身をゆるめる、くつろぎやリラックス状態が
大切だといいます。
”世間でこれまで言われてきたことは、もう誤解に等しい”
というのは同感で思わず笑ってしまいましたが
時代は変わっているのに
私たちの意識はなかなか追いついていないのですね。
さらに、私たちが意識を向けるものが、
現実化しやすいと言われることから
普段から、嫌なことより好きなことに意識を向けている時間が長い人ほど、その「好きなもの」を引き寄せやすいということなのです。
私はこれが好きというものを
たくさん探すことを勧めています。
自分の波動に見合った現実がやってくるので、「好き」を身の回りに増やすことは、自分の本心を知る手がかりになるとともに、自分の波動を上げることにも効果があるのです。
本では、簡単な実践(ワーク)と
更に、自分らしい仕事をしていくことについて
ご自身の経験も交え、具体的な
アドバイスも展開されています。
長々と書きましたが、やることはひとつだけ。
「あなたの心を偽らず、やりたいことを素直に決めること。思いたったことを行動に移し続ける」だけ。
どこかで生きづらさを感じていたり
周りに合わせ過ぎて疲れるという人には
ちょっとした意識の転換で変わっていくという
ヒントが得られるかもしれませんね。
MACOさんは他にも著作がいくつかあるようですが、
今年出たもので、読みやすい一冊です。
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