不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『バーソロミュー 大いなる叡智が語る愛と覚醒のメッセージ』バーソロミュー/メアリーマーガレット・ムーア

 

 

かつて1970年以降

いわゆる精神世界と呼ばれるジャンルで

高次の存在からのメッセージを伝える

チャネリング本が盛んに

世に出るようになりましたが

その古典的な名著のひとつが

このバーソロミューのシリーズでした。

 

バーソロミュー ― 大いなる叡智が語る愛と覚醒のメッセージ (覚醒ブックス)

バーソロミュー ― 大いなる叡智が語る愛と覚醒のメッセージ (覚醒ブックス)

 

 

当時から、時代の変化の流れはどんどん進み

2000年頃から始まった水瓶座の新時代の

大転換点にさしかかっている現在こそ

あらためて彼らの叡智が役立つのでは

ないかと感じています。

 

実際、近年になって刊行され直したりして

スピリチュアルでいう「覚醒」を促す昨今の動きに

呼応しているのかもしれませんね。

 

バーソロミューは

メアリーマーガレット・ムーアさんによって

1977年から1995年までの18年間に渡って

チャネリングされ、人間の覚醒を助けるために

愛と叡智のメッセージを

伝えてくれた高次の存在です。

 

内容は多岐にわたり、

情報量は多いですが

一貫して繰り返し語られているのは

私たちは、“大いなる源”と同じ存在であり、

既に必要なものをすべてもっており、

それに気づくことだけが求められている、

つまり目覚めよう

ということです。

 

――本当の自分になるのに、遅すぎるということはありません。

 まず、自分のことに関して自分にウソをつかない、今まで見ないふりをしてきた問題に対して正直に取り組む、ということから始めてください。自分のなかにためらいや怖れを感じるときは、解決すべき問題がそこにあるのだと思ってください。そういうときは、自分が何を怖れているのかを見つけだす必要があります。怖れをいだくのは、ありのままの自分を出していないからです。人が怖れを感じるのは、必要とするものを自分は持っていないのではないかと感じたり、持っているものを失うのではないかと感じるときです。何かを失うのではないかと怖れる必要は全くありません。人間はみな、必要なものすべてを持っているのですから。

  

自分を愛する

という箇所では

 

 自分の人生のマスターになって、自分を愛していると感じられるようになると、あなたの人生は愛の行動ではなく、愛の流れとなります。誰が目の前にいようとも、愛の流れを感じることができるようになります。この愛は特定の個人に向けられたものではありません。目の前を犬が通りすぎても、子供が通りすぎても、それが近所の人であっても、敵であっても、すべて同じです。自分の子供と同じように敵を愛するというのは、何だかおそろしい気がするかもしれません。しかし、自分が愛の流れそのものになることで、あなたは自由になることができるのです

 

一冊目のこちらは

 

第一部 人間関係

 愛ではないもの

 ソウル・グループ

 性エネルギーという贈り物

 自分を愛する

第二部 自己

 怖れ

 霊性の高い人

 マスターであること

 十二のパワー因子

 高度なエネルギー域

第三部 道

 瞬間(いま)を生きる

 心を開く

 内なる気づきへ導く瞑想

 聖フランチェスコからのメッセージ

 慰めるもの、聖霊

 

前後に

日本の皆さんへ

はじめに、あとがき

があります。 

 

 

 

私たちは、悩みを創りだし、語り、解決することに

人生の意義を見い出してしまっているといいます。

 

――人生の制約を生みだしたのは自分なのですから、それを壊すのも自分でなければなりません。簡単にできることです。むしろ問題なのは、人が自分の人生の制約を喜び、手放したくないと思っている、ということです。制約は人生に意味を与えてくれるからです。

 人生に何も悩みがなかったら、あなたはどんな状態にあるでしょうか。何も悩みがなかったら、あなたはどんな生き方をしているでしょうか。このことをよく考えてみてください。

 

私たち誰もが直面する課題の一つであり、

さまざまな悩みや問題の背後にあるのは

怖れです。

怖れは人間が創りだしたものです。怖れはほかの次元にはありません。人間の創造物であり、人間が創りだした意識ですから、それを克服するにはこの地球界でそれに直面しなければなりません。人間が創ったのですから、それを取り除くのも、人間の意識のなかでなされなければなりません。

 

 予測可能な世界だと面倒が起きないので、人間はそれを好んだわけです。予測のつかない行動をとる人たちはコロコロ気が変わり、あてにできないので、都合が悪い存在です。そういう人は、信頼できないし、頼りにできないし、無責任だ、と言われます。彼らは気が変わるので、不都合なのです。彼らが変わると、自分も変わらなければならず、自分はそうしたくないかもしれないと不安になります。そこで人は変化に抵抗し、自分たちが作り上げた「宇宙の法則」とやらをもちだし、ほかの人々をコントロールしようとするわけです。そうして、規則はさらに、責任感のある人間であれ、信頼できる人間であれ、思いやりのある人間であれ、とつづきます。

 人間の生活が、いかに規則にがんじがらめになっているかわかっていますか。何を食べるべきか、何を食べてはいけないか、いつ呼吸すべきか、どのように呼吸すべきか、何を考えるべきか、何を考えるべきではないか、いちいち決めなくてはいけません。どうやって、これをこなしていくつもりなのでしょうか。何を考え、何を考えるべきでないか、どうやって考えるのですか。何という膨大な任務を自分に課したことでしょう。しかし、どれもこれもくだらないことばかりです。「あらゆるものは神である」という本質的真理を、みんな忘れてしまっています。すべて神だとしたら、何を選んでもすべて神なので、だったら、何でも好きに選んだらどうですか。 

 

実は私自身は、バーソロミューの本を

知りつつも、手に取ったのは

つい最近のことなのですが

その内容の深さと叡智には

あぁ、今なら(頭の理解ではなく)

腑に落ちるし、ハートに響く

必要なメッセージやアドバイス

満載だなあと感服しました。

やはり、今がタイミングだったのでしょう。

 

新時代へ向けての今こそ

理解が深まる!

お薦めの叡智のメッセージ書です。 

 

 

バーソロミューのシリーズ本は、近年

2と3も復刊されています。 

 

 

 

 

それぞれが自分自身の本質へと"目覚めて"いく時代です☆

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