私は麻雀で「いい手」をつくろうとは思わない。「いい手」をつくろうと思うとその麻雀はかならず壊れるからだ。
そんなこともあって、私は麻雀以外のことにも「つくる」という感覚をなるべく持たないようにしている。いいものは、いろいろとやっているうちに自然と生まれてくるものだ。それゆえ、「つくる」でなく「生む」という感覚を私は大切にしている。
つくろうと思うと、そこに「いいものにしよう」とか「ウケよう」とか余計な気持ちが入ってしまう。そういう気持ちが強いとあまりいいものはできないものだ。『努力しない生き方』 桜井章一
動物的な勘にも近い勝負師の鋭い感覚と
勝負強さの秘訣ともいえる柔軟な考え方を
その著書で伝えてくれる。
引用した箇所の見出しが“つくらない――つくると嘘が入る”
創作活動をしている方なら、わかると思うが
その微妙な感覚がとても大事だ。
だから本にしても、私は自分の独り言を誰かが聞いてちょっとでもヒントになってくれたらというような思いで書いている。
続きのこの箇所がまた頷けますね。(笑)
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