不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

思い込みをはずす-『スーパーマインド』ヴァーノン・ハワード

 

 

 

 純粋に霊的な人とは、あるものになりたいという願望を一切棄てた人である。ただし彼は、レッテルもなく言訳もなく、ただ彼がいまあるがままにある人である。彼は彼があるところのものであり、それが彼の全てであり、そこに彼の全体がある。このような人は分割されていない。複雑にこみいってはいない、彼は充ち足りている。     

  「スーパーマインド」 ヴァーノン・ハワード

 


何かを持つことより、

むしろ何も持たないことに意味があるという。

物質以前の問題であろう。

 

 さてわれわれはなにも持たないことの意味を発見せねばならない。それは内的な生について、われわれが知的な意見、記憶された観念を持たずに、の意味だ。(中略)なにもないことが豊かさである!

 

人の失望感は、前もって思っていたり、

期待していることがはずれた場合に起こる。

 

前もって思うとか、期待とは、虚構であるとすれば、

ものごとをあるがまま、

中立にとらえるということがいかに大切か、わかりえよう。


無意識につくられた思い込み(偽り)をはずす、

ということでもあろうか。

 

スーパーマインド―あなたは本当のあなたなのか (コズモブックス 2)

スーパーマインド―あなたは本当のあなたなのか (コズモブックス 2)

 

 

 

前回、紹介したヴァーノン・ハワードのシリーズのもう一冊、

『スーパーマインド』

じっくり読む必要があるけれど、

含蓄深い言葉が並んでいます。

 

 人は生にたいする彼の習慣的かつネガティブな反応を超えて生きるとはどういうことかを初めて垣間見たとき、新しい喜びを感じる。そしてこれまでのものとは違う、まったく新しい機会があることを感じとるのである。

 

 自然に起こってきたことをなんでも、あなた自身がさせられるままに委せきれ。考えようとするな。あなたの思考をしてあなたのために考えるに委せよ。解き放て、行かせよ。あらゆるイニシアティブを棄てよ。あなた自身を流れるままにさせよ。

 

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

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