少し前にご紹介した
チャネリング本の古典的名著のひとつ
バーソロミュー・シリーズの二冊目です。
- 作者: バーソロミュー,メアリーマーガレット・ムーアチャネル,ヒューイ陽子
- 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
- 発売日: 2017/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
翻訳者のヒューイ陽子さんが
あとがきで述べられているように
一冊目よりさらにメッセージに熱がこもり
内容も中級編に移行した感があるかもしれません。
「すべてはエネルギーである」「思考が現実を創造する」「神も宇宙も人もすべて一つである」「人は転生を繰り返しながら魂の進化をはかる」「すべての本質は愛であり、自分を愛することからすべてが始まる」などといった基礎理論は習得されたものとして、自分がすでに悟っていることを知るためにはどうすればよいか、そのための障害になっているものは何かについて本書は語ります。
今回はハワイやジャマイカでのワークショップの内容も
含まれており、段落ごとに実践のためのワークも載っています。
はじめに
夢からの目覚め
人生は完璧である
「私」とは何か
ハワイ・ワークショップ
エネルギーと奇跡と女神
息を吸う、息を吐く
逆境に立ち向かう強さ
普通の人生を生きる
内面の風景
四次元の意識
ジャマイカ・ワークショップ
二度とない瞬間
この中に
“普通の人生を生きる”という話があります。
バーソロミューはこの場合の
普通は、凡庸とは違い、
複雑でないシンプルなという意味だといいます。
自分以外のものになろうとするとき、人はその瞬間の感情を殺しています。優しくしようとか、正しくあろうとか、陽気になろうとか、人を説得しようとか、少しでも無理をしているのなら、とにかくその努力を「解き放ち」、その瞬間のありのままの自分になってください。自分自身になるだけでいいのです。なぜなら、あなたは私たちがこれまでずっと話してきたこと――光であり、喜びであり、誰も傷つけないものであり、愛であり、心の平安であり、受容であり、あなたが考えつく最高の資質のすべてであり、それ以上のものなのですから。
普通であることがその答えです。それぞれの瞬間に「シンプル」であろうとすると、どのようにしてすべてを解き放つかということがわかってきます。解き放つことによって、それまで自分を縛りつけてきたエネルギーが放出されます。残ったエネルギーは、もっと創造的な面に使うことができます。
普通であることで
直感がもたらされる。
直感は創造性をもたらします。カビの生えた古臭さの代わりに、新しい息吹が入り込んできます。生きるとはまさにこういうことです。“広大無辺の自己”から、常に直感を与えられることです。そしてそのためには、普通であればいいのです。なかなか信じられないかもしれませんが、とにかく試してほしいと思います。
自分が「普通」であることを認めると、あなたはその瞬間、何か創造性に富むダイナミックで生き生きとしたものに、自分のなかに入ってきて自分とともに共同作業をしてほしいと頼んだことになります。何でも全部しなければ気がすまないとか、何でもきちんとしないとイヤだとか、一定のやり方でなければ落ち着かないなどという気持ちを捨て去ると、その瞬間、創造性が入り込む余地が生まれます。生きるとはそういうことです。
私たちは一人で生きているのではなく
生かされているのであり、あるパワーやエネルギーがあり
それと共に人生の流れに乗っていけるといいます。
普通であることは、平等であることでもあります。
イエスは私たちは兄弟であると語りかけました。
また、神とは絶対的幸福であるともいいます。
“神意識”と最も調和している人々は、前向きで生き生きとしていて、強じんな明るさと優しい心を持っています。そうした人たちは、よいことも悪いことも、自分は何でもすることができることを知っていながら、そういうなかで罪の意識を捨てて、代わりに“大いなる光”と“幸せ”と神を選ぶことに精神を集中しているのです。
ジャマイカのようなところに来る理由の一つは、そうした生き生きとした状態になってほしいからです。生き生きと感じたくない人は、どうかもう来ないでください。ここでは、陽気にならないようにするには、大変な努力が要りますから。陽気になるために必要なことは、陽気になろうと「心に決める」ことだけです。自分に「何が欠けているか」ということをクヨクヨ考える代わりに、「すでに持っているもの」についてや、豊かさの感覚に想いをめぐらしてください。
ところが、この不幸に満ちた世界で、陽気でいることはなかなか難しいので、この陽気でいるということが、たいてい人が途中でつまずく点なのです。人々は幸せに感じることを怖れているわけです。けれども、あなたがそれを変えることもできます。今日一日だけでも、自分はよいことを探して、幸せな気分を意識するように努力しようと決心すればいいのです。
そして、今この瞬間に平安があるとも。
人とは、この時間空間のなかで起こる混沌とした出来事に次々に立ち向かっていく、そうした直線的思考体ではありません。光と音の色のすばらしい爆発であり、それがたえまなく拡張しつづけ、常に動きつづけ、あらゆる瞬間に満たされ満たしている。人はそういう存在です。ここで話していることは、何も難しいことではありません。今現在の瞬間に生きて、それを体験しようとする、それだけでいいのです。
――生き方というのは、チェスのゲームのように最後の駒の動きで勝負が決まるというものではありません。人生は、それぞれの瞬間が次の瞬間と同様に、大きな喜びの可能性を秘めている生き生きとした道程です。ここで覚えておいてほしいことは、それぞれの瞬間に神秘、完全なる神秘が秘められているということです。
ここに書き留めたのは
ほんの一部ですが、
バーソロミューが最後にこう述べています。
私たちは苦痛の多い夢を見ていて、
その深い眠りから覚めていませんでした。
しかし、その夢から覚めるのが
私たち人類の進むべき道であり、
その目覚めを助けるために伝えているといいます。
このシリーズ二冊目の本は
1988~89年のチャネリング内容ということです。
当時から30年が過ぎようとしていますが、
近年復刊され、翻訳も見直されているそうで
kindleでも読めます。
そして、時代は今まさに目覚めを促す
変化の強いエネルギーの真っ只中にあるといえますね。
それぞれが自分自身の本質へと"目覚めて"いく時代です☆
※日々をより軽やかに自分らしく輝いて生きるために
スピリチュアル・カウンセリングなどご活用ください。
クリックしてね♪
ありがとうございます!