私の最初のエージェントはジーン・ルロイでした。――彼女は自分が扱ったあらゆる作家に、その何人かは、有名作家でしたが、毎日少なくとも六ページ書くことを習慣づけるように訴えています。「流れるように書き続けねばなりません」というのがその金言でした。「さもないと乾上がってしまいます。」牛の乳をしぼらねばならないように、スィートピーはつまねばならないように、作家たるものはたえず、毎日一定量書くことで、精神の筋力を訓練しなくてはならないのです。
ジーン・ルロイはまた、やらなくてはならないことがあると、あなたの余暇は、ふしぎにも拡大して、それを可能にするものだともいっています。それを彼女は時間のポケットとよんでいますが、私の経験はその正しさを証明しています。
『子どもの本の書きかた』 ジョーン・エイキン
作者はイギリスの著名な児童文学作家。
卓越したストーリーテラーの一人であるが、
訳者の猪熊葉子さんが述べているように
単なるハウツーというより、立派な児童文学論ともいえ
ユーモアたっぷり、実に読み応えある内容の本から。
規則正しく訓練する…
何かを志したり、目指している方には
当然、必要な過程でしょうし、
特別な目的でなくとも
やりたいことがあるなら
地道な歩みを続けていれば
知らずして、結構前に進んでいたりするもの
ですよね。
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