今回は、どの本について載せようかと思いつつ、
healers-garden.hatenadiary.com
こちらのブログで触れたDr.チャックスペザーノによる
一冊を思い出しました。
特定の心のかたよりが、特定の病を生んだり、
心の在り方は、身体にも影響を与えています。
自分で気づかない、また理解しづらい本当の気持ちも
身体に現れた症状が何かを伝えている場合もあるのです。
ビジョン心理学で長年、クライアントの問題のサポートをしてきた
チャック・スペザーノ博士たちによる
「深層心理や心の癖」と「病気/ケガ」についての対応一覧も
収録された一冊です。
原題は、“Healing the Body Through Mind and Metaphor”
この本は皆さんを力づけるために書かれました。あなたのマインドがからだならではの隠れた言語を使いながら、常にあなたとコミュニケーションをとっている様子を伝え、皆さんが自らを癒せるよう手助けをしたいのです。(中略)
どんな病気にもその裏にはギフト(贈り物、才能)があり、人生の新たな一歩と今より好ましいやり方が隠されています。気がかりな身体的問題など何もないという人はまれでしょう。多くの人が健康という点でかなりのチャレンジを抱えています。本書は、マインドと比喩を通じてからだを癒す入門書です。
たまたま、少し熱湯が手にかかり、
軽いやけどになりかかった際に
後で、思い出したこの本を開いてみて、
その数日いや、も少し間の心境について
なるほどと…思うことがあったのでした。
[火傷] Burn
火傷は、科学薬品や熱源にさらされたことから皮膚組織に起きるケガです。火傷は自分自身や他の人たちへの、まだ解決していない怒りを示しています。火傷はしばしば攻撃的な感情があまりに強くなってしまい、「焦げて」しまったと感じることから起こります。火傷の原因となった物質は、まだ自分が切り離している怒りの象徴でもあります。
そして、その部位は左手でしたから
[手] Hand
手は操作に関するテーマの表れで、何かを扱う上での自信の欠如を表しています。右手の問題はビジネスやキャリアの分野での自信の欠如、そして物事を操作しようとしている表れです。左手の問題は人間関係での自信の欠如を表しています。結果として、私たちは人間関係を操作しようとするかもしれません。すると、遅かれ早かれ拒絶されることになります。攻撃性への隠れた怖れがあるために、何もしないように自分を引っ込めてしまっているかもしれません。特に手に麻痺がある場合はそうです。
”人間関係での自信の欠如”
とありますが
ちょうど隠れた怒りや非難、つまり
人間関係のことだったんです(;'∀')
語ってくれますね~
ビジョン心理学はアカウンタビリティー(自己責任)の道です。自分の人生とそこに含まれるあらゆることに責任をとるという姿勢です。これは私たちに力を与えます。責めたり、罪悪感を持ったりすることが真実であるという考えに反論し、エゴが自己保存の目的で責めや罪悪感に投資をしているのだと認識している道です。自分の問題なのに、他の人を不必要に責めていると気づくようになると、エゴは、今度は私たちに落ち度があるかのように思わせますが、アカウンタビリティーの道は、相手を責めるのも自分が悪いと思うのも同じ罠なのだと知っています。私たちにはなかなかそうは思えないのですが、どちらも究極的には真実ではありません。罪悪感を感じ、誰かを責めたいという欲求をいったん癒すことができれば、自己攻撃や自分を罰するのを放棄することができます。これらは病気やケガの裏に潜む最も基本的な側面なのです。ビジョン心理学は何にも揺らぐことのないアカウンタビリティーと、誰にも罪はないという清らかさを土台にしています。この原則を通じて、私たちは健康を取り戻すことができるのです。
病気がからだに表れる時には、根っこにある葛藤がすでに否認や葛藤の層の下に抑圧され、埋め込まれています。癒しのプロセスで取り消すべき層がいつくち存在している可能性があるということです。これまで隠してきたものに対して、新しい気づきが必要なのです。
第1章 比喩を理解する
第2章 癒しの12原則
第3章 病気が発しているメッセージを読み取る
第4章 病気に関する12の法則
第5章 年齢の法則
第6章 病気とからだの言語辞典
該当する症状から引いてみる第6章を使う人も
多いのではないかと思いますが
隠された心理的な葛藤や、心と身体の関連性について
様々な面から考察されているのも、参考になります。
しかし、一概にこういう病気だから、
こうと決まっているというわけではありません。
帯にもありましたが、本書のお願いとして、
相手の病気の「心的要因を決めつける」ことに、本書を使わないでください。むしろ、あなたがその人に「どんな癒しのサポートができるのか」を考えるヒントに、本書をお役立てください。
とあるのを、くれぐれも忘れないことも大事ですね。
当人だけでなく、家族がこうした本を手にする場合も
少なくないでしょうが、
つらい症状や状況にある人を傷つけては元も子もない。
理解する一助になれば、新たな関係性の気づきとなります。
私が、こういう本を読むようになったのは
やはり家族の病気療養などがきっかけにあったので
それは心すべきことだと感じたものです。
ただ、疾病が降りかかってきたりするものでなく、
それぞれと何らかの関連があって起こるのだという
新たな気づきを得られるのがこうした本といえます。
同じ頃、手にした本にはこれもありました。
- 作者: トアヴァルトデトレフゼン,リューディガーダールケ,Thorwald Dethlefsen,R¨udiger Dahlke
- 出版社/メーカー: 柏書房
- 発売日: 2004/11/01
- メディア: 単行本
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身体は雄弁なのですね。
普段から上手にコミュニケーションをとる必要があると
いえそうです。
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