不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『病を根本から治す量子医学』小林健さん-古くて新しい魔法の健康法

 

 

 

著者は、ニューヨークでご活躍の

マスターヒーラー、自然療法医の

小林健先生。

“古くて新しい…”とある

副タイトルを見て、あぁここでも“温故知新”かと

最近よく来るキーワードが。

 

病を根本から治す 量子医学 古くて新しい魔法の健康法 (veggy Books)

病を根本から治す 量子医学 古くて新しい魔法の健康法 (veggy Books)

 

 

 

 私は38歳の時にニューヨークへ渡り、それからは自然療法医(Ph.D.)として数多くの患者さんたちの症状を診てきました。その施術中に私が行ってきたのは、現代医学のように薬を用いて治す方法ではなく、患者さんの身体にできた「ひずみ」を元に戻していくという量子医学的な手法でした。

 読者のみなさんの中には、今回この本で、「量子医学」という言葉を初めて耳にするという方もいらっしゃるでしょう。でも実は、この言葉はそれほど新しい言葉ではありません。量子医学とは、アーユルヴェーダチベット医学、ホメオパシーアロマテラピーなどと同じ原理で、最新の医療機器には頼らずに、ただ「人の生命の根源に立ち返って病気を改善していく」という種類の医療になります。ですから、新しいというよりは、むしろ「原点回帰」の医療分野と言った方が正しいでしょう。 

 

小林健先生は、

新潟で自然療法を行っていた医師の家系に生まれ、

カバラの継承者であったお祖父さんの教育と、これまで

五度の臨死体験で不思議な能力が開花され、

量子波が可視できるそうです。

 

 みなさんが、普段から身の回りで目にしている物質をどんどん分解していくと、それは分子となり、原子となり、原子核となって、1兆分の1ミリの、そのまた半分のサイズにまでどんどん縮めていくことができます。

 そこで、これ以上はもう分解できなくなった最小単位のものを、科学の世界では「量子」または「素粒子」と呼んでいます。

 これは、非常に高価な超高速顕微鏡でしか見ることができないほど、ミクロな物質です。

 そして、素粒子の中には、さらに人間の「生きる素」といえる原点の物質があります。

 これについては、一般的な呼び名はまだありませんが、私は、故・船井幸雄先生に教わってから、その物質のことを「素生」と呼んでいます。

 これは、「すじょう」と読むのではありません。「生命の素になるもの」という意味で「そせい」と読みます。

 素生というのは、私たちが生まれるための種のようなものであり、心の中にある愛やパッションも素生から生まれてきています。

 

子供の頃から、医院の待合室で

患者さんと触れ合ってきた体験から

何が本当の薬になるかも

感覚的に理解できるようになり、

身体が求めているものは

自然の中にあるとも気づいたそうです。

 

 

 

また、医師として多くの人を診て、

百歳を超える元気なお年寄りは、むしろ

現代医学で「正常」とされる数値より

血圧が高めだともいいます。

つまりどういうことかというと、

そういう高血圧というような線引きは

健康という基準について

意図的に数字が操作されていることを意味します。

現代医療ももちろん、救急分野などいろいろ役立つこともありますが

実はお金儲けのビジネスになってしまっているという事実を

知っておいたほうがいいかもしれませんね。

 

 もし、私たちが自分の素生を正しく知って生きるようになれば、自然農法で作られた作物を食べて、身体をしっかりと動かし、病気とは無縁のまま一生を送ることができるようになります。

 これは、ごく当たり前のことに思えますが、誰もが理想としているのに、結局は多くの人が叶えていないことです。

 

タイトルや表紙からすると、一見

難しい内容かと思うかも(あるいは、

ラクルな前提が理解できない人もいるかも)しれませんが、

活字も語りもわかりやすく、さらっと読めます。

読むと気が楽になるというかケン・コバヤシ先生の

愛と楽しい雰囲気が伝わってくる一冊でした。

 

 みなさんの身体の中には、細胞と細胞の間にごく狭い「すき間」が存在していますから、出会った相手の波長が、気づかないうちにその中へスルッと入り込んでいます。

 それは、波長間のやり取りですから、自分の力で意図的にストップできるものではありません。

 ですから、私たちが生きていく上で、「どんな人と一緒に過ごすか」というのが、よい波動を維持していくための大事なポイントになります。

 毎日を健康に過ごすためには、どんな食事メニューを食べているかというのも重要ですが、それよりももっと大切なのは、「誰と一緒に食事をしているか」ということです。

 なぜなら、他人と向き合って食事をするというのは、それだけでお互いの波長交換を行うことを意味するからです。

 もし、あなたが意図していなくても、その波長交換は自然と起きています。

 だから、あなたが「自分の波長と合わない」と感じる相手がいれば、正々堂々と「グッバイ」と言ってお別れしましょう。

 その勇気を持つことが、みなさんが自分らしい素生を取り戻していくのを後押ししてくれるでしょう。

 

 

これまでの常識とは一味も二味も違う

健康についての概念やライフスタイルは

なかなか面白く、興味深いものがあります。

また、

言葉を介さない量子波でのコミュニケーションから

生活を共にするペットについての話なども

楽しいです。

最近話題の、これまた非二元性ではありませんが

男女の性差よりも、バランスが大事だとも

述べられていました。

 

第1章 自然療法医ケン・コバヤシが教える

   「これからの量子医学」

第2章 世界のセレブが絶賛! ニューヨークでも注目の

   「小林テクニック」

第3章 量子医学の視点から見た

    男女性のしくみ

第5章 美しい水は生命の根源

第6章 人の心、食べものと量子医学の相関性

第7章 愛と幸せに満ちた生き方

    ——これから目指していくライフスタイル

 

子どもや動物たちを見ていても、一日という時間はあっという間に流れてしまいます。

 彼らは、生きていることにただ夢中になっていますから、こちらも眺めていると、何だか胸がワクワクしてきます。

 ハグをしたり、優しい言葉をかけてあげたりという行動は、もちろん「愛」ですが、私はどんな生き物でも、ただ一生懸命に生きていること自体が「愛」なのだと感じます。

 大人がカッコつけても、純粋に生きている子どもや動物にかなうわけがありません。

 そして、忘れてほしくないのは、大人の子どものように純粋に生きていけるのだということです。

 私たちが、そんな風に生きるようになった時には、宇宙はみなさんに人生を切り開くためのアドバイスを与えてくれます。

 

これまでも

気持ちや心の持ち方、自分を偽らない生き方が

大切だということは

触れられてきたことでもあります。

いずれにしても

これからの時代こそ、物事の本質を捉えつつも

あまたの情報に惑わされずに、自身の感覚を大切にして

自分らしく軽やかに生きることが、何より大切なようですね。

 

 

 

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