不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『「魂」の本当の目的 あなたはなぜ「この世」にやってきたのか?』サアラさん、池川明さん

 

 

世の中には

前世といわれる記憶を持っている人や、

親を選んだ過程や人生の目的を覚えている子どもたちも

いるといわれます。

「胎内記憶」の一人者として知られる医師の池川明さんと

実際に地球に転生する以前のスピリチュアルな記憶と情報を持つ

サアラさんとの共著の一冊。(前編に『「あの世」の本当のしくみ』 )

 

「魂」の本当の目的  あなたはなぜ「この世」にやってきたのか?

「魂」の本当の目的 あなたはなぜ「この世」にやってきたのか?

  • 作者:サアラ,池川明
  • 発売日: 2018/06/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

はじめに あなたの意識が宇宙の未来を左右する 池川明

第1章 サアラ 宇宙人の記憶を持って生まれた私

 宇宙人類の起源に関する記憶

 私が「地球人であること」に適応するまで

 ついに「魂の計画」に踏み出す

 輪廻においても無駄な経験などない

 

第2章 マスターソウル この意識体から魂は目的を持ってやってくる

 マスターソウルのしくみ

「なぜなんだろう?」が魂に成長をもたらす

 生まれるときに魂が持ってくる「情報」とは?

 

第3章  あなたの成長が地球を進化させる

 生まれ変わっても魂のテーマは続く

 輪廻を抜けるために知っておきたいこと

 前世の記憶にどんな意味があるのか

 どのように魂は成長するのか?

 

第4章 地球 あなたが“この時代”にここに生まれてきたワケ

 なぜこの地球を選んだのか?

 進化へ。水瓶座の時代がやってきた

 女性が救われると、地球も救われる

 自分の「人生の目的」の探し方

 

第5章 新しい価値観 この宇宙の一員として生きる

 自分の内側に意識を向ける

 本当に価値あるってことって何だろう?

 起きていることは全て完璧!

おわりに さあ、エゴを手放し、自分の「内なる神」に従おう

 

 

産婦人科医で前世や胎内記憶について詳しい

池川明氏との対話がもとになっているそうで、

読みやすくなるように、全体はサアラさんの

一人称の文章で綴られ、時折、池上さんのコメントと

各章ごとのまとめがある構成。

 

サアラさん自身の話は興味深くも

なかなか大変な体験が語られていて

地球に適応するのに苦労されたんですね。

 

ところで、輪廻と転生の意味は違うという。

 

「輪廻転生」は一つの言葉として捉えられがちですが、実は「輪廻」は死んでから幽界に捕らわれ、いわゆる成仏という状態に至る前にすぐに生まれてきてしまうというサイクルのことを言います。一方「転生」は死んだ後にアストラル界という亡くなった人や動物や昆虫などの魂が還る世界に戻って、そこからあえて何らかの目的を持って生まれてくることを言います。

 

マスターソウルやソウル(魂)の仕組みは

これまでも他の情報との共通点も多く

あらためてそうなんだと確認したような。

 

図やイラストもあってわかりやすいので

本書をご覧になると理解しやすい。

 

 ここで改めて「地球人」というものを定義しておくと、魂が入っている、肉体が地球由来のホモサピエンス・サピエンス(ヒューマノイドの一種)だということになります。魂そのものはどこどこ人という定義はできません。

 

 

 

 

全ては無限の可能性を持つ「空」(ヴォイド)から

始まった、といいます。

その可能性を知るために、分割した「魂」が作られていったため、

可能性を探求することが目的といえるそうです。

成長することで進化していくことになります。

 

 さて、一度成長して新しい世界を確立した人たちは、もっと多くの可能性に向けて、過去に執着してきた物事を手放してゆきます。そして二度と同じ物事を求めなくなりますから、同じことの繰り返しが起きなくなります。

 

成長のためにまず目指す三つの目標は

「深い洞察力」「基本的信頼」「人格の調和」に集約され、

これが備わって霊的探求への道に入るといいます。 

 

地球の進化のためにも私たちはそれぞれが

魂が軽くなるような生き方をする必要があります。

前向きで、楽天的で常に新しいことにチャレンジしていると、

エネルギーが循環して軽くなります。

ところが、外側の評価を気にしたり、人と比較したりしていると

恐怖や不安で壁をつくり、エネルギーが循環せず

地球にも負担をかけてしまうのです。

 

 今時代は大きく変わる時が来ました。今までのような経済のしくみによって、私たちが不公平なゲームを続ける必要などありません。今はまだ時代の瑞境期なので、先を見通すことは難しいです。でも未来を作るのは私たち一人ひとりの意識だということをしっかりと覚えておきましょう。今までの不公平で安心できないゲームの世界は終わるのですから、「これから先はいったいどうなっていくの」と不安を抱くより、これからどんな世界になってほしいか、どんなふうになったらもっと楽しい世界になるのかと考えるのが重要です。

 そのように思考を使うことに慣れていない人もいるでしょう。まず手初めにどんな意味のないことでも、価値がないように思えることでもいいので、自分が楽しいと感じられることを自分にさせてあげましょう。

 

 

 楽しいことに夢中になれば心配事を考えるヒマがなくなります。また、楽しいことをやろうとしたら必ず人が集まります。金星は人を惹きつける力を意味しています。楽しいことや豊かなことは、必ず同じように楽しい人や豊かな人を引き寄せます。こうして新しい人間関係の中から新しい可能性に対するビジョンが広がっていきます。

 

 やはり大事なのはここでより多くの経験を得ることと、その経験を活かして活動することですね。

  

魂の成長は、新しい経験をして不可能を可能に書き換えることで促されます。

 そのプロセスで考え方が変化したりいろいろなことに気づく、それが成長につながっているのです。

 

 他者と交流し合って、エネルギーを交換するということが生きるということなのです。

 

 第3章のまとめで、池川先生も言われていました。

「地球に生きる我々の魂が軽くなることが地球を進化させる」という話も非常に重要で、この本を書いた理由のメインという気がします。

 

時代は今、魚座の残骸と水瓶座の新しい芽が共存。

 

 これから先は、今まで当たり前とされていたことが、当たり前ではなくなっていきます。固定的な概念に捕らわれる必要もなくなります。自由にユニークな力を発揮してこそ社会に貢献できるのです。逆に言えば、そんな時代だからこそ、それぞれの実力が問われることも確かです。

 魚座時代は、よくも悪くも力のある人に依存していれば何とかなる時代でした。でも水瓶座のキーワードに「自立」とある通り、今後は自立し合った者同士だからこそ、共生共存できる世界になります。

 

そして、人生の目的についても述べられていますが、

サアラさんも何をしていいかわからなくなったときには

人からの誘いにできるだけ乗っていたそうです。

やってみてわかることもあるのですね。

 

ここでのワクワクというのは

何かに中毒しているのではなく

自分の純粋な好奇心に応える、ということ。

積極的に人と交流する、新しい経験をどんどんしていく

ことで可能性が広がっていきます。 

 

 宇宙で言われる基本的信頼とは、人を信頼するとかではなくて、宇宙万物全て、森羅万象、ここで起きることは全て完璧である、ということを信頼することです。「全て自分の成長のために必要な経験としてあるだけ」というふうに受け止めて、とても謙虚に取り組みます。だから失敗を喜んで受け入れます。

 

全てが自分の成長のための経験で

失敗なくして成功はないと知りましょう、と。

 

 今私たちの最も重要な使命は、私たちがこの惑星に相応しい平和で豊かな社会を創造し、私たちが幸福になることです。

 

さあ、ここから先はめざましいスピードで、人々の意識も社会も変化していきますから、もう迷いは禁物! 皆さんがご自身に対する信頼を取り戻し、過去の経験から得た智恵を活かして、新しいことに積極的に挑戦していきましょう。 

 

前半は宇宙や魂の仕組みについて、

後半は、私たちが今ここ(地球)で

生きるということについて

具体的な指針となるような内容で

参考になります。  

 

 

前編はこちら

 

 

 

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