不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『生命(いのち)の贈り物』ハワード・ウィルズ氏-ゆるしと解放と和解の祈り

 

 

 

www.salon-shiroineko.com

 

先に、メインブログで紹介した

スリランカ初期仏教の長老

アルボムッレ・スマナサーラ氏の本の

巻末に、"慈悲の瞑想"という祈りの言葉が載っています。

確かに、ただ口に出して唱えるだけでも

心が清らかに洗われていくものという内容です。

 

私は幸せでありますように

私の悩み、苦しみがなくなりますように

私の願いごとが叶えられますように

私に悟りの光が現れますように

私は幸せでありますように(3回)

 

 

この後、

私の親しい人々と生命が…、生きとし生けるものが…、

私の嫌いな人々と生命も…、私を嫌っている人々と生命にも…と

各段落が続き、それぞれに同じ言葉を唱えていきます。

 

老いていく親が重荷ですか。: ブッダから学ぶ、正しい介護との向き合い方とは

老いていく親が重荷ですか。: ブッダから学ぶ、正しい介護との向き合い方とは

 

 

 

この瞑想を読んでいたら、ふと思い出した本がありました。

 

生命の贈り物―改訂版―

生命の贈り物―改訂版―

 

 

ここに綴られた祈りの言葉は

ハワード・ウィルズ氏が霊感(啓示)を受けて

もたらされたとされ、本書には

祈りをおこなうにあたって、

また、これによって癒されたという人々の話も

載っています。

 

 

 

 人間という有機体はさまざまな物事によってすぐに複雑な状況に陥ります。自分自身との関係、他の人たちとの関係、他の生物との関係は言うに及ばず、身体器官、骨、筋肉、血管などさまざまな要素が関係しています。このような複雑な存在ではありますが、究極的には、今何を感じているかという問題に帰結します。本当のところ、正直にいって、快適な感情を体験しているか、それとも、悪い感情を抱いているかのどちらかなのです。 

 

人は特に問題のない時には

祈りを捧げる機会は少ないかもしれませんが、

日本でも流行ったハワイのホ・オポノポノのように

感謝と許しの言葉は思っている以上に

強いパワーを持っているといわれます。

 

 思いを単純で、肯定的で、祝福そのものにすれば、否定的な裁きの思いによって作り出された重荷や不幸を自分自身で取り除くことができます。肯定的で幸福で裁かない思考を実践すると、気分はよくなり、幸せになり、自由になることができます。気分がよくなり、幸せで、解放感を体験すれば、私たちの身体もそれにならって健康になります。

 

 快適だと感じることほど気分のよいことはありません。感情の落ち込みを体験するほど嫌なものはありません。自分を愛してください。自分自身に対して、他の人たちに対して、地球に対して、地球に住む生物に対して、やさしくすることです。そして忘れないことです。癒しとは感じることであると。

 

一人静かに瞑想するように

こうした祈りの言葉を唱えることも

エネルギーの場に大きく作用します。

何より、気持ちを落ち着かせ、穏やかにしてくれます。

 

宗教めいた感じが苦手という人もいるかもしれませんが、

神に該当する呼び名は、自分に適切なものを使うよう

すすめてもいます。

純粋な祈りの気持ちは世界に貢献するということが

大事です。

 

以前、知り合いのヒーラーに紹介され、その後

どうしても何か祈りたくなるような状況の時に

開いた一冊でした。

スピ系関連本をかなり処分した中で

今も本棚に残っていました。

 

言葉は、先に載せたスマナサーラ氏の

慈悲の瞑想もシンプルで

わかりやすいですが

いずれにしても、

祈りの本質は変わらず、あらためて

ちょっと、アップしておくことにします。

 

本には、自分だけでなく、世代間や祖先のため、

改訂版では、豊かさの祈りなどがあります。

ハワード・ウィルズ氏は、この

"謙虚な気持になり、すべての裁きを手放し、心を開くという

贈り物を自分に差し上げてください”といっています。 

 

 

 

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『不食という生き方』秋山佳胤さん-プラーナで生きる

 

 

 

皆さんは、一日にどのくらい食事をされるでしょうか。

朝昼晩、一日3食、いろいろな食材をしっかり食べましょう、

と言われてきたのを当たり前のように、

私も、受け入れてきました。ちゃんと

食べないと元気が出ないように思っていました。

 

ところが、最近は

一日2食という人も少なくなく

なかには1食の人も結構いるのですね。

よく知られる芸能人にタモリさんやビートたけしさん、

福山雅治さんなどが挙げられています。

 

近年では、俳優の榎孝明さんが

一定期間、経過を見ながら不食の実験もされ、

急激に痩せたものの、その間も普通に暮らしてましたね。

 

広い世界には、インドのヨガ行者の中に

一切の飲食をせずに長年生きているという人も

います。インドの医療機関の観察を経て確認されています。

 

私たちは食物を通して太陽エネルギーを取り入れて

活動していて、大気にはプラーナというものがあり、

これを積極的に使って(不食で)生きる人がいることなど

は知っていました。

ブレサリアンと呼ばれます。

 

食べないというと

日本では、青汁一杯で過ごしている森美智代さん、

そして、今回紹介する弁護士の秋山佳胤さんが

よく知られています。 

 

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

 

 

そうした方々の本を最近いくつか読みましたが、

なかなか興味深い内容でした。 

私が最初に手にしたのは、秋山さんの著書です。

 

不食という生き方

不食という生き方

 

 

 

 

 

ご自身にとっては、食べなくなったのは自然な成り行きで

不食の弁護士さんと言われるは心外のようですが

やはり、常人には信じがたく、疑う人もいるのは

しかたのないことかもしれません。

 

秋山さんの場合は、気功を学び、実践し、健康体となり、

その後、プラーナを摂取して不食の人として知られる

ジャスムヒーンさんに出会ったことで

次第に食事を減らし、必要がなくなったという経緯があり、

やはり、不食になるべくしてなった一部の人だと思います。

著書では、不食自体より、食がいらなくなって

大きく変化した意識や考え方、生き方に

焦点があたっています。

 

不食を無理に実践しているわけではない。やりたいからやっているだけ。

「食べないと死ぬ」は本当なのか、固定観念を疑ってみる。

 

 食べることが楽しいなら、適度に食べればいいのです。

 それを邪魔するつもりはありませんが、知っておいていただきたいのは「食べる量を減らすと頭がさえる」ということ。経験のある方もいらっしゃるでしょう。

 肉や乳製品や白砂糖の摂取をやめる、ジャンクフードを食べない、玄米菜食に切り替える、果物や野菜をより多く摂取する。

 私はこの方法で、二年間で徐々に食事の量と質を見直しました(後述)。

 ただし、急に食事をやめると体調を崩しやすいです。食べる量を減らすとしても、無理なく少しずつ減らすこと。くれぐれもご注意ください。

 

さて、私が興味を惹かれたのは、

食事についての考察で、

人はお腹が空いたから食べるというだけでなく

楽しみや感情を満たすため、暇をつぶすために

食べるということでした。

 

 少食や空腹感が心地好くなると、食に関してある事実に気づきました。

 

①食べるとすぐに眠くなる

②食べると体が重くなる

③食べると意識が低下する

④食べると感覚(直感、想像力など)が鈍くなる

 

さらに、食へと誘うさまざまな感情にも気づきました。

 

①悲しい、寂しいと食べたくなる

②暇になると食べたくなる

③つまらないと食べたくなる

④悩みごとが増えると食べたくなる

 

読んでいる皆さんも、ドキッとされるのではないでしょうか。

私も以前はほぼすべてに該当していました。でも少食や空腹感を楽しめるようになり、今のように一切の飲食を不要とする生活になってしまうと、すべて笑い話になります。

 ちなみ私はダイエットや断食は推奨はしません。

 そんな一時的な苦行ではなく、少食をずっと続けるほうが、よほど体には健康的です。ダイエットや断食は「ねばならない」という意識が強く、そのような緊張感は先述したように、プラーナの摂取率を下げます。

 だから「食べてもいいし、食べなくてもいい」という意識を持つこと。ニュートラルな意識こそ、最も自由でリラックスできる状態です。

 精神面でリラックスできれば、徐々にプラーナ摂取率が上がります。その摂取率が上がった分だけ、物質的な食事量が減っても大丈夫になります。

 

また、面白いのは、秋山さんが弁護士であるにもかかわらず

仕事の上でも、相手と戦ったり争うという意識がなくなり、

相手にも愛を送れるようになったということです。

周りの人や物事との繋がりを感じられるようになったというのです。

次元も高い感じですね(笑)

 

とはいえ、 

私たちにとっては、美味しい食事や会食は楽しみでもあり、

食は文化という面もあるため、

今後、果たして人が不食を目指すかは謎ですが、

どう考えても、現代人の多くは食べ過ぎであるし、

現代社会の飽食文化が異常であるのは間違いありません。

 

いろいろな意味で時代の転換点にある私たちは

これまでの常識や固定観念、集団意識について

今の自分にとってはどうなのか

一度考え直してみるのは大切だと感じています。

 

それには、まず

新しいことや

これまでの常識外の人や物事、

様々な事象を知ることが

いいかもしれません。

 

  

 

 

 

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「『首の後ろを押す』と病気が治る」松久正氏-自分の体は自分で守る

 

 

副題は

神経のつまりを取ると奇跡が起こる!

本のタイトルを見ると

何かよくある健康雑誌の見出しみたいでも

ありますが、

著者は、鎌倉のドクタードルフィン診療所所長で

れっきとした整形外科のお医者さん。

でも、薬も手術も使わないという人気のドクターは

予約待ちの人でいっぱいだといいます。

 

このドクター・ドルフィンこと松久氏は

新しい医療ともいうべき内容の著書を沢山出されていて

私は、近刊の一冊に興味を持ったのですが、

とりあえず図書館で、この本があったので

読んでみた次第でした。 

 

「首の後ろを押す」と病気が治る―神経のつまりを取ると奇跡が起こる! (ビタミン文庫)

「首の後ろを押す」と病気が治る―神経のつまりを取ると奇跡が起こる! (ビタミン文庫)

 

 

なかなか興味深かったですね。

著者は、慶応大学の医学部を卒業し、

整形外科医として働きはじめるものの

西洋医学だけでの限界を感じ、本場の

カイロプラクティックを学びに渡米します。

しかし、そこでも当初の望みと違う現実に気づき

あらためて転校することになりますが、そこで

ようやく本流、本物と感じる

「ガンステッド・カイロプラクティック」に

出会い、その道を進みます。

そうして、アメリカでもドクター・ホープ

希望を生み出す医師として活躍し、

日本で開業に至りました。

 

本では、こうした経緯や、

投薬や手術に頼らない医療についての話、

そして、「首の後ろを押す」という

手軽に自宅で出来るピンポイント療法、

その体験談などが紹介されています。

 

私の場合、特に、印象深かったのは、

お医者さんでも、立証された従来の見える部分だけでなく

自然治癒力を引きだすためにエネルギー場に働きかける

というスタンスを明確にしているという点でした。

 

 

 

 西洋医学は、脳、神経、臓器、血管、皮膚、細胞なと、身体の組織の徹底的分析と、その研究から、物理的な体についての体形的な医療をつくりあげました。そのすばらしさは、否定しようのない事実です。

 それに対して、東洋医学に代表される自然医学は、人間の体を単に物理的にとらえるのではなく、目に見える体と、もう一つの目に見えない体(エネルギーの場)がいっしょになったものと考えてきました。これがエネジーメディスンと呼ばれるものです。アジアに古くから伝わる鍼灸やヨーガなどは、こうした哲学を持った伝統的な医学の代表です。

 また、漢方やヨーロッパのホメオパシー(二〇〇年近く前にドイツ人のサミュエル・ハーネマンが体系づけた「似たものが似たものを癒す」という原理に基づく同種療法)、さらにフラワーエッセンス(花のエネルギーを転写した水を利用して健康を得る代替療法)なども、これに入るでしょう。

 長い間、エナジーメディスンの考え方は軽んじられてきたのですが、西洋医学の限界が医師にも患者さんにもよくわかってくると、多くの人がその考え方に再び注目するようになってきました。 

 

私自身、エネルギーワーク(ヒーリングなど)もするため

こうした一見怪しいとも思われがちなエネルギー医療を

実際に行い、成果を出しているお医者さんの話というので

興味深かったのです。

 

 薬や手術で物理的に体を治そうとするのには、限界があります。なぜなら、人間の体は私たちが目で見ている以上に精妙なエネルギーの場の中にあるからです。

 したがって、生命力というエネルギーが素直にいきいきと流れるような環境をつくることこそ、医学の本来の役割のはずです。その点を無視して、体や薬や手術で操作しても、本来の生命力はよみがえってきません。

 

しかし、これは、東洋医学や古来の伝承療法では

知られてきたことでした。

 

──私たちの生命力には偉大なウィズダム(知恵)があり、その深さは圧倒的です。人間の頭で考えた知恵など、たかがしれているのです。人間はそうしたウィズダムをもっと敬い、自分の非力に気がつくべきです。

 健康とは、そうした知恵のパワーが存分に発揮されている状態のことです。カイロプラクティックでは、そうした知恵のことを「イネイト・インテリジェンス」(先天性の体内エネルギー)といっています。

 生命エネルギーは宇宙からも、また大地からも入ってきています。それは、植物を見るとわかりやすいでしょう。植物たちは天と地からエネルギーをもらって、枝を伸ばし、葉を開いて、花を咲かせているのです。 

 そうしたエネルギーは「ユニバーサル・インテリジェンス」(宇宙の叡智)といってもよいでしょう。エネジーメディスンの立場から見ると、エネルギーの場である私たちの体はユニバーサル・インテリジェンスに包まれており、ユニバーサル・インテリジェンスそのものなのです。 

 

そしてドクターは、神経のつまりを取ることこそが

自然治癒力を発動させることになるとしています。

 

 わたしは、生命エネルギーはいったん、脳の松果体という部分に入ると考えています。脳の中心部にある松果体は、長い間、その役割が謎とされてきましたが、最近になって、光の影響を受け人間の体内時計と関係するメラトニンというホルモンを分泌していることがわかってきました。

 この松果体に入った生命エネルギーが背骨を通って、治癒力として体の下のほうに降りていくのではないか、と私は考えています。これまで説明してきた「神経のつまりを取る」とは、そうした生命エネルギーの通り道をよくすることであり、その結果として遺伝子の発現(遺伝子の情報が形となって現れること)もよい方向に向かうのです。

 

松久氏の最新刊は、この松果体についての著書です。

 

松果体革命 ― 松果体を覚醒させ超人類になる!

松果体革命 ― 松果体を覚醒させ超人類になる!

 

 

さて、気になる本書のキモである

首’(耳)の後ろを押すというピンポイント療法は

ドクターのブログ(HP)でも詳しく紹介されています。

 

drdolphin.jp

 

写真付きでわかりやすいので、興味のある方は

↑こちらをご覧頂けたらと思います。

 

 そして、最終的に私が得た結論は、「背骨の中を通る神経の流れ、すなわち、生命の根源の力を妨害しているものを取り去れば、人は健康になるだけでなく、毎日ワクワクと楽しく生きていくことができる」というきわめて単純なことでした。

 しかも、ガンステッド・カイロプラクティックをきわめていくうちに、その原理をヒントとして、誰もが健康で元気になるための秘訣を伝えることができるようになりました。いまでは、私は自分の使命がハッキリと見えています。それは、「自分の体は自分で守る」という、このきわめてあたりまえの真理をみなさんにお伝えすることです。

 

何か不調や疾病、ケガなどに悩まされたら

お医者さんや医学は確かに頼りになります。

そのためにあるのですから。

しかし、ここでドクターは、

現代医学を過信して依存することなく、

どんな場合でも体を治しているのは

自らの自然治癒力であるということを

忘れないようにと言っているわけです。

 

 最後に、ピンポイント療法の効果をより高める方法を紹介しましょう。

 それは、現在、自分が悩まされている病気や症状がよくなった状態をイメージしながら、ピンポイント療法を行うことです。

 現代物理学の父と謳われるアインシュタインは、量子力学理論によって物質とエネルギーは同じものであることを説いています。この説は、エネルギーに対するそれまでの考え方を大きく変えました。

 さらに、現代の量子力学では、物質だけではなく、思考や精神までもがエネルギーであると考えるようになっています。つまり「何か」を考えたり、イメージしたりすると、そこにエネルギーが生じ、その「何か」が実際に生じてくるのです。「思考は現実化する」のです。

 ピンポイント療法のことを知って、「本当にこんなものが効くのだろうか」「医者がカイロプラクティックだなんて怪しい」と思いながら行うのと、「この方法でよくなりたい」「きっとよくなる」と思いながら行うのとでは、自ずと効果は違ってきます。

 先人が残した「病は気から」という言葉は、今日、科学的に証明されている事実なのです。

 

ちなみにこの本は、(引用したのは冒頭の2010年の本)

新版で近年、また出ているようですし、

 

 DVD付のムックなどもあるようです。 

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

 

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『ヨーガ的生き方ですべてが自由になる』成瀬雅春氏

 

 

以前、ヨーガ行者の王とも称される

成瀬雅春氏の著書を載せました。

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

なかなか興味深い内容でしたが、

今回の本は、より日常的な視点で

シンプルにわかりやすく語られ、

ヨーガ的生き方の自由な精神性が

生活に取り入れやすくなっています。

 

ヨーガ的生き方ですべてが自由になる!

ヨーガ的生き方ですべてが自由になる!

 

 

自由とは何か。

不自由なことが無くなれば自由ということなら

不自由なことって何か。

 

人によって、「不自由」と感じることは違うでしょう。

 たとえば、給料が少なくて買いたいものが買えない。労働時間が長くて自由になる時間が少ない。学校が遠くて通学時間が長い。旦那の帰宅時間が遅い。お小遣いが少ない。転勤させられてしまった。病気で入院した…

 これらのことは、不自由というよりは、不平不満です。

 こういった不平不満は、考え方ひとつで解消できます。

 

 不平不満のない「物事のとらえ方」。

 不自由さの生じない「考え方」。

 どんなことでも自由ととらえられる「生き方」が、私の実践しているヨーガにはあります。 

 

「生き方を変える」のは容易でないかもしれない。

では「考え方を変える」ではどうか。

それも難しいなら、いろいろな考えに耳を傾けてみる。

 

 一つの事柄に対して選択肢が多くなると、これまで以上にベストな選択をすることができる可能性が出てきます。それによって、これまでの不自由さから解放され、少しでも自由になれれば、幸せが増えます。

 

例えば、40年生きてきた人でも、

一日6時間寝てる時間と乳児の2年間を

差し引くとしたら、

生きてきたと認識のある時間は

約4分の3の28年になると考えられる、と。

 

 

 

 そういう考え方は、これまでしてこなかったのではないですか? これからの人生を生きていくのに、自分の自由になる時間は四分の三しかないと思ったら、その時間を有効に使おうと思うでしょう。丸一年あると思ったら九ヶ月しかないのです。

 そうすると、これからの生き方が、少し変わるかもしれません。「生きる」ということの考え方が少し変わると、生き方も変わってくるのです。残された時間を有効に使おうと思えるようになれば、それだけですでに、新たな生き方の一歩を踏み出したのです。今の状態から一歩前進することが、すごいことなのです。その積み重ねで人生が変わるのです。

 

なるほど。

またこうもいう。

 

 どういう生まれであっても、これまでどういう生き方をしてきても、これからの生き方が、それによって左右されることはないです。一般常識的には、これまでの生き方が、今後の生き方に影響を与えると考えられますが、本質的には、関係ないです。

 今、この瞬間から、しっかり前を見据えて歩み出せば、これまでの生き方に影響されることはありません。──ということは、これまでの生き方や、なぜ生まれてきたのか?という疑問に煩わされなければいいのです。

 人はそれぞれいろいろな状態で生まれてきて、いろいろな人生を歩んでいますから、他人と比べるのではなく、去年の自分より今年の自分が成長しているかどうかを比べればいいのです。

 

重要なのは、

これからどう生きていくかだけ、で

そのためのヒントが満載の一冊といえます。

 

 非常識ではなく「超常識」、つまり常識の幅を広げていくことが大切です。

「常識」は与えられたものですから、鵜呑みにせず、いったん自分のフィルターを通して考える必要があります。自分の思考を働かせる習慣がないと、緊急時に「あっちへ逃げろ」と言われて、周囲の状況も見ないで考えなしに従ってしまい、破滅的な結果になりかねません。

 

大きな価値の転換期でもある現代で

必要なのは確かに「超常識」

 

 また、自分で実際に試してみることも大切です。たとえば最近は健康にいいとされる食の情報があふれていますが、それも盲信するのではなく、自分で検証してみることです。

 自分で考えて実際にやってみるならば、結果はどうであれ、全部、自分の成長材料になります。失敗してもいいのです。その経験が必要だったと考えて、何でもプラス材料にすることです。 

 

成瀬さんは、

自分で観察し、試してみる、

とにかく行動というか、動きが大事だと

著書を通して語っています。

 

人間も動物ですから、動き出さないと、事は始まりません。行動を起こすことが、生命力(生きようとする力)の高まりにつながるともいえます。自分の人生というのはすべて、自分で切り拓いていくものです。

 

また、人間関係や時間も大切してると

いいます。出会いが、新たな展開をもたらし、

成長をもたらすからです。

好奇心や興味を持つことで、世界が広がり、

悩みがあってもそれに対処していくことこそが人生。

悔いのない人生、充実した人生を送ってほしいと。

 

 少々エゴイスティックに感じられるかもしれませんが、自分自身が愉しくいい人生を送ることや、自分自身を高めて幸せな人生を送ることは、非常に大切です。もちろん人を助けることも大切ですが、皆がそれぞれ自分の人生をよく生きることができれば、それ以上に豊かで平和な世界はありません。

 

他にも、食事についてや執着や悩みなど、

ヨガらしく瞑想や呼吸法の意味にも

触れています。

 

読みやすい文章ですが、

示唆される内容は深く、

折に触れ読みなおしたい一冊で、

考え方の幅を広げたい人、

自由に生きたいという人にもオススメです。

 

 

  

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『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める』苫米地英人氏

 

 

脳機能学者であり、洗脳についての専門家、

コーチングでも知られる

苫米地英人氏の著作の中の一冊です。

 

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

 

 

私たちは日々、そのままで放っておくと

部屋にしろ、自分のエネルギーにせよ、

そして頭の中にしても、

ゴミだらけになってしまいかねません。

いろいろな感情が起きて

整理がつかなくなることもありますね。

 

苫米地先生の理論では

コーチングでいう(心から望む)ゴールを

(現状外に)決めることによっても 

頭の中もスッキリさせることが出来るといいます。

 

そして、頭のゴミとは、

・感情のゴミ

・他人のモノサシというゴミ

・これまでの自分というゴミ

・マイナスの自己イメージというゴミ

・我慢というゴミ

・自己中心というゴミ

・恐怖というゴミ

 

本では、こうした

頭をモヤモヤさせるゴミについて

一つずつ見て対処法を説いていきます。

 

過去ベースの考え方を捨て、未来ベースの考え方に切り替える。自分の未来は最高であると確信して生きている人は、過去の自分も今の自分も、最高の自分になります。

 

これは一見わかりにくいかもしれませんが

苫米地理論では、未来から現在、過去へ流れると捉えます。

例えば、まず、今晩はカレーを食べようとすると(未来)

それをつくるための食材を揃え、作ることになります(現在)

 

  高いエフィカシー(自己認識)を維持するためにどうすればよいのかというと、ネガティブな自己対話をなくし、ポジティブな自己対話をルールにすること。右の例でいうと、「不況だし」「資格もないし」「この先、大丈夫だろうか」などはすべてバツ。臆病風が吹いたり、失敗したりしたときには、「自分(君)らしくない。自分(君)はもっとできるんだから」と自己対話するのを習慣にします。

 

 

 

ポジティブな自己対話によって自己評価と自己イメージが変われば、同時にコンフォート・ゾーンも変わります。低いところにあったコンフォート・ゾーンが、高いレベルに移動するのです。そうして、「自分はデキる!」「頭は常にクリア」という高いレベルのコンフォート・ゾーンに向かってホメオスタシスが働くようになります。

 つまり、自己対話をポジティブに変えれば、そこから前向きな循環が始まり、ホメオスタシスの働きで、自然と有能な自分に変わっていくのです。

 

また我慢はせずに、やりたいことへとシフトするのが大事。

 

「やりたくない」と思いながら強制的動機で仕事をしているときは、どんどん仕事のできない状況になっていきます。それによってさらに頭の中はモヤモヤし、ストレスが増えます。

 このように、「ねばならない」(have to)は、セルフ・エスティームの観点でも、モチベーションの観点でも、私たちに何一ついい影響を与えません。「我慢」は頭のモヤモヤと生産性ダウンの大きな要因の一つなのです。

 

 頭がスッキリし、パフォーマンスが上がり、潜在能力が引きだされるのは、やりたいことをやっているときだけ。

 にもかかわらず、自分の行動を「やりたいか、やりたくないか」で判断して選別するという習慣をもたない人がほとんどです。「やりたくないけど、仕方がないからやる」がいつのまにか無意識レベルでスタンダードになっているはず。自分は何がやりたくて、何がやりたくないかが分からなくなっている人が多いのです。

 

「やりたくないことをやめる」思考実験をすると、自分の仕事、自分の生活の中に、「嫌々やっていたけど、本当はやらなくてもよかったこと」がたくさんあることに気がつきます。

 それは、あなたにとって「やりたくないことを、我慢してやる」ということがコンフォート・ゾーンになっていて、「やらなくても大丈夫」ということがスコトーマ(盲点)に隠れて見えなかったからです。

 

 思考実験で「やらなくても大丈夫」であることが分かれば、次は思考実験の中身を実際の行動に移してみます。そうすることでまたコンフォート・ゾーンが移動して、新しい可能性が見えてきます。

 

コンフォート・ゾーンというのは

慣れ親しんだ領域で、現状を指します。

 

要は、自己肯定感を高めて、やりたいことをやりましょう、と。

(まるで、昨日の本と同じですね)

 

そして、ゴールを決めて

達成した感じを味わうイメージングを行う

臨場感があればあるほどよい、ということです。

(これも引き寄せの法則みたいな感じもする)

 

恐怖を捨てることで、現状の外に出ることができる、

とはいえ、これが難しい気もしますね。

しかし、苫米地本のすごいのは、

とても力強く論破してくれるのです。

(さすが、洗脳のプロ!?)

 

会社を辞めようとする人に対して、ほとんどの人は「辞めた後の道筋を詳細に考えてから辞めろ」とアドバイスします。

しかし、私はその考えに反対です。

スコトーマの原理で、現状の中にいる人には、現状の外は見えないからです。会社に井ながら考えた退社後の道筋は、しょせん会社勤めの現状の延長線上にすぎません。

会社を辞めることでホメオスタシスが変わり、スコトーマがはずれ、見える景色が変わり、その先の道筋が見えてくるのです。

それなのに、辞める前にその後の道筋を決めてしまったら、せっかく会社を辞めても、以前の現状の延長線上に描いた道筋に対してホメオスタシスが働いてしまいます。

つまり、会社を辞めたにもかかわらず、ホメオスタシスは以前の会社勤めの現状を維持する方向へと働いてしまうのです。それでは会社を辞めた意味がなくなります。

ですから、会社を辞めようとしている人への私のアドバイスは、

「会社を辞めた後のことは、辞めてから本気で考えよ。そして本気で行動せよ」

というものです。もちろん私がジャストシステムを止めたときも、先のことは一切決めないまま辞めました。 

 

辞めるなら先の心配をせずに、まず動け…と。

これはかなりチャレンジながら、

そういう時代になっているとも感じます。

 

恐怖でクリアな頭を乱されている人は、「オレは何があってもビビらない」と自己イメージを高め、

「すべての感情を娯楽にする」

「ゴール達成に意味のある感情だけを自分に許可する」

というルールを自分に課してください。このルールを課して実行すれば、恐怖の感情は消えます。恐怖は現代を生きるあなたに必要ないのです。あなたに必要のないものは、あなたが自分で消すと決意したら消えます。

それでも、「自分は気が小さくて、ビビりやすい性格で……」と恐怖を消しにくい人は、自分が感じている恐怖を、次のように吟味してみる必要があります。

 恐怖には二つあります。一つは、「感じて当然の恐怖」。もう一つは「感じても意味がない恐怖」です。 

 

怖がっている暇があれば行動せよと

いうわけですね。ほとんどは

感じても意味がない恐怖で、

頭と体を使いましょうと。

 

こんな感じでいろいろ述べられていくのですが、 

頭を整理するだけでなく、これまでの概念や思い込み、

古い価値観を手放すにもオススメなのが

苫米地さんの著書だと思います。

 

 

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