不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『ミラクル★ヒーリング2』宇宙的しがらみの外し方ー小林健さん、吉本ばななさん

 

   

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

 

小林健さんと船瀬俊介さんのおもしろブラザーズの対談

『ミラクル★ヒーリング』の第2弾は、

小林健さんと吉本ばななさんのほっこりファミリー対談。

 

ほっこりファミリー対談 ミラクル☆ヒーリング2 宇宙的しがらみの外し方

ほっこりファミリー対談 ミラクル☆ヒーリング2 宇宙的しがらみの外し方

 

 

このトークセッションは、2016年11月16日に

行なわれたそうで、この時のテーマは

宇宙的しがらみの外し方だったようですね。

 

日本人のほとんどはしがらみにとらわれている、で

始まります。

 

吉本 私、外国にいるときはすごく元気なんですね。時差ぼけも感じますけど、すごく健康を感じるんです。日々生きる、夜休んでる、細胞がはずんでる、そういう感じ。でも、日本に帰ってくると、シュシュシュッと細かくなって、神経質になる。だんだん箸の上げ下ろしも気になるようになってきちゃって、それがすごく不思議なんです。

小林 船井(幸雄)先生がいつも言うんですが、ほとんどの日本人はしがらみにとらわれているそうですから。

吉本 それでやられますね。でも、そんな日本の人にこそ元気になってほしいから、小説を書いたりするんですけど。

 (中略)

小林 自由なんだろうけど、自分でしがらみで結わえていると思う。精神的な自由さがないから、自由になりたいと言うんじゃないですか。日本の女性は結構自由だと思いますよ。友達と喫茶店で会ったり旅行したり、女性は男性より結構いろいろやっていますよ。だけど、精神的に、私だけこんなことをやっていいのかしらとか、よけいなことを考えているんだと思う。それも一種のしがらみでしょう。

吉本 やっぱり気を遣うということですかね。

小林 そうそう。気の遣い過ぎ。

吉本 それはすごく感じる。反対にとらえると、きめ細やかさとか、いいところもいっぱいあるけど。

小林 いいところもめちゃくちゃあるけど、しがらみで全部ゼロになっちゃう。

 

小林 どうしたら日本人のしがらみを解くかというのは、あなたの専門です。

吉本 だから頑張ってまだ日本にいるんですけど、本当にくじけそうになることがしょっちゅうあります。やがては国外にも拠点を持つでしょう。

 

吉本 私が思うに、合気道みたいな感じで、しがらみというのは反射的な反応でよく切れるんですよ。あれこれ考えていたらダメ。

小林 そう。考えるとダメなんですよ。ファーストインプレッションが一番よくて、考えると間違える。

ということで

小林健さんは、

押してダメなら引いてみるを勧めます。

 

 

 

吉本 しがらみが寄ってきたときにピシャッと切れるけどさわやか、みたいな生き方を、まずしてなきゃいけないと思うんですけど。

小林 僕の考えだと、押せなかったら、引けばいいんです。押すと、大変だよね。

吉本 押すと、自分も傷つくし。

小林 引いちゃうのが一番いいと思う。すると、しがらみだってつまらないと思うから、ほかに行っていまうんじゃないかしら。野球でも、バーンと来たボールをバシッと受けとめると危ない。でも、ちょっと引いてキャッチすると痛くない。ああいう感覚がいいかなと思う。

 

小林 結局、しがらみというのは、人からもらっているのではなくて、自分がキープしているものなんです。

吉本 わかる。そこは本当に深く学びたいところですね。私もいつもそのことを考えます。

小林 私がしがらみがないということは、要するにキープしてないんですよ。しがらみはいつでも来ていると思う。 

 

小林 お会いしたら言いたいと思っていたのは、「しがらみのない自分」。それで思うようにしなさいということです。 

 

対談なので、楽しくも

話は多岐にわたり、あれこれ飛びますが

いずれにせよ

自由なはずの現代社会の中にあって

実は様々なしがらみや洗脳に取り込まれている

私たちへそれぞれ本当のところを生きましょう、と

呼びかけている内容だと感じさせられました。

 

吉本 ――今、2回目が来ているという感じがします。売れるという意味じゃなくて、本当に大きなものと闘わなきゃいけないんだなみたいな。政府とかじゃなくて、人の心の中の闇。「みんな死んだように生きているけど、死んでいちゃダメだよ」と言う係をずっとしてきて、すると「いや、死んでいるほうが楽だから」と言われるのを繰り返していくんだけれど、しんどいけれどいつか必ず突破口がある。ドアをたたき続ければ、10人、20人と変わっていくというのを続けていく自信を持つため変化が自分にとって必要だったと思う。今までみたいに、「やったけど、本当に腹立つ」とか言って、飲んで食べて寝ちゃえ、みたいなことではダメだなという年齢になったなと。

 

小林 自分らしくやってないんだそうです。

吉本 自分らしくやってもらったら困るよという教育を何十年も受けてしまっているじゃないですか。自分が思うようにやっていたら生きていけないよというふうに何十年もかけて洗脳されているから、私たち、解くのがなかなか難しいんですね。

小林 こんなの聞いたことがないよとか、こんなのは習慣じゃないよということに進んだらいかがですか。朝食を食べるのは当たり前というのは、国がランチを食べないで仕事をさせるためにやったわけで、医学的には間違っている。朝は、ウンチやオシッコや痰を出す時間ですから、食べ物を入れるのは間違っている。でも、それを言うと国が盛り上がらないから、朝食を食べろと言っているんじゃないですか。

 要するに、組織か国かわからないけど、つくられた常識に我々は惑わされているわけです。

 

 吉本 でも、何が何でもやらなきゃいけないときが来たんだなと自分では思っているし、みんなもそうするといいと思います。その人が生まれながらに持っている運勢とか体力とか考え方を全部外に出していかないと生き残っていけないから、もとのその人に戻ってほしい。この人はこういう人だったなというところに戻ってほしいな。

 

それにしても真実を伝えようと

する人たちも大変です。

 

――ケン先生は、絶対にテレビとかに出る気はないですよね。

小林 ないない。ラジオに出て殺されそうになったから、絶対に出ない。でも、船井先生は、朝のご婦人の番組に出て楽しそうにやるのはかまわないと言われたんですよ。

吉本 そうそう、悪いほうに考えると切りがないから、やっぱりしたいことをやっていくしかないのかなと思うんです。私も、今、日本はすごく危ないと思っているから、いろんな形でそれを伝えるんですけど、やっぱり反対は多いですね。出版社の人からは、あんまりそういうことを言わないでくれとか、こういうことは書かないでくれと言われます。だから、そういうのは全部削って削っていかないといけないんですね。

 

吉本 私も、私の読者の人たちの心が動くきっかけを作るものを書きたい。離れていく人もいると思うけど、もっと近くなる人もいると思うから。

小林 この国を救うには、それしかないんです。だって、日米安保に反対したって、安保なしでは日本はダメだし。

吉本 本当にそうですね。そういうどうにもならないところからじゃなくて、もっと個人の生活から変えていくしか、できることはないなと思っています。

 

そう、今は

個人個人が目覚めていく時代なんですね。

今の社会がおかしいということを感じていたら

これまでの思い込みに気づいて、

個人から変わっていくのが

大事なところだと思います。

 

小林 さて私たちは何をやったらいいのかな。このままキープ・ゴーイングなんだろうけど、せっかくこれだけの叡智が集まっているから、何かいい気づきがあってもいいかなと思う。

 やっぱり全てにハグすることじゃないかしら。本も、読んで、置くのではなくて、本にハグする気持ち。ご飯も、ただ食べようかじゃなくて、ハグする気持ちで食べる。人に会うときも、ハグしなくてもいいけどハグする気持ちで対したら、通じるんじゃないかと思う。通じなきゃ、何時間話しても意味ないものね。

吉本 そうですね。毎日、毎秒、世界に恋をし続けたいです。

 

 

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しなやかに生きるためのマインドフルネス-『自分を休ませる練習』矢作直樹氏

 

 

 

ふっと

どこから開いても

読みやすく 

ちょっと気が楽になるような一冊です。

 

自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス

自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス

 

 

著者は、東京大学附属病院の救急医療で

長年ご活躍された矢作直樹先生。

 

人間の生死と向きあう医療現場にいらして、

肉体だけではない霊的存在としての人間と人生についての

著書をいくつも書かれてきました。

近年は、日常的な過ごし方にも多く触れられ、

健やかに生きるためのメッセージを

わかりやすく伝えてくれます。

 

見開きの文字には

“最近、ゆっくり 休めていますか。”とあり、

ストレスの多い現代社会で、よく目にするようになったのが

癒しとストレス解消のための「マインドフルネス」という言葉。

 

 マインドフルネスと聞くと、「瞑想」を思い浮かべる方も多いのでしょうか。

——

 しかし本来マインドフルネスとは、何かの行為を指すのではなく「今この瞬間」に気づいている状態を言います。

 歩いているとき、家事をしているとき、どんなときでも、日常生活の動作ひとつひとつに心を込めて、今に意識を集中させる、それこそがマインドフルネスの状態であり、心とからだがリラックスできている状態なのです。

 

 神道に「中今」という言葉があります。

 今を生き切ることこそ大切という意味を持つ言葉ですが、マインドフルネスは中今そのものであり、私たちは古来、マインドフルネスを知っているのです。

 今、マインドフルネスという言葉が少なからずブームとなっているのは、日本人が当たり前に知っていた感覚を、「取り戻す」時期に来ているからではないかと感じます。マインドフルネスとは新しいことでも何でもなく、「本来の自分を取り戻す」ということなのです。

 

慌ただしい生活の中では

自分を抑制し、本当の自分をひた隠しにし、

周囲の評価を気にしがちです。

 

 私たちはさまざまな理由で、少しずつ、自分の希望、願望を、いつかどこかで忘れてきたのではないでしょうか。

 ありのままの自分を出せず、悩み、苦しんできたのではないでしょうか。

 そんな状態が続くと、自分が疲れていることにも気づけなくなります。無理を続けると、心身に不調が出てきて病気になります。

 だからまず、自分の心身を解放すること。これが先決です。

 そしてこの解放が、本来の自分を取り戻すことへとつながります。

 

 

 

頑張る人は結構な割合で

「頑張りすぎる人」化してしまうとあります。

 

 たぶん、良い意味での「いいかげんさ」が不足しているのでしょう。

 もっとやわらかい考え、やわらかい態度でいられれば、「こうすべき」とか「こうしなくちゃいけない」という頑なな態度にはなりません。すると自然に、それまでのように頑張りすぎることがなくなります。

 こうすべきと考える人はまじめな人ですから、頭から否定はしませんが、しかしそれは自分にとどまらず、次第に他人にも同じように強いるようになります。

 そこが厄介なのです。人は皆、違う価値観で生きています。

 

 からだを壊してまでやるべきことなど、この世にはありません。

 それを忘れたくないものです。 

 

いつでもリラックスを目指すには

 

「今の連続が未来」

「今を楽しむことで未来が楽しくなる」

「今こそが自分が生きているすべて」

 

 この言葉を自分に言い聞かせてください。

 

 今に集中できているとき、心は今を楽しむことができます。その状態こそ、マインドフルネスな状態であり、リラックスしている状態なのです。

 仕事や家事も同じこと。ルーティンでイライラしながらやるのはなく、楽しんでやれば自分だけの工夫ができます。

 心を喜ばせる方法は、たくさんあるのです。 

 

第1章の やわらかな心から、

第2章 すこやかなからだ

第3章 ほどよい暮らし

第4章 ありのままの感覚

第5章 自然の中の自分

第6章 「今」に意識を取り戻す まで

具体的で簡単な心がけとアドバイス

それぞれ短くまとめられています。

 

心をゆるめ、日々の小さなことを大切にして、

たまにはぼーっとしたり、空を見上げたり、

季節の移ろいを感じる。

何でもない日常こそ、そして今この時を味わい、

慈しんで生きようと思わせてくれます。

 

ほどほどにすこやか、ほどほどに忙しい

 これが、今を楽しめる条件です。少なくとも私はそう感じます。

 そこには、どれくらいの年月を生きているとか、どれほどの長寿だったかとか、そんな時間的な尺度は存在しません。

 長寿を目指してもしかたがありません。そもそも年齢は単なる結果です。

 人間の価値は、生きた長さではなく「どう生きたか」にある——。

 そしてどうなるかわからない未来ではなく、今を意識することです。 

 

 私たちはいつ死ぬかわかりません。元気一杯の人でも、翌日、急に亡くなったりします。だからこそ、命の長さではなく、今を楽しむ、命があることをありがたく感じる。今の自分のからだを大切にする。

 人生の残り時間など気にせず、自由自在に生きませんか?

 

救急医療の最前線にいらして、数多くの生死の場に立ち合ってきた

医師ならではの言葉は重みがあります。

勤勉な国民性といわれてきた日本人ですが、

意識して自分を休ませるには練習が必要なようですね。

新書サイズのこの本からは気軽に

そんな、ちょっとしたコツをつかめるのでは

ないでしょうか。 

 

 

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『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』佐藤航陽さん-資本主義から「価値主義」へ

 

 

 

昨秋、出版されて評判となったお金や経済についての一冊がこちら。  

 

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

 

今年の春先に図書館で読もうと思い

予約したら、15人待ちとかで

手元に来たのが、半年以上たった

今月に入ってでした(笑)

人気のようですが、

確かに読みやすく、わかりやすかったです。

 

内容は、今の時代の流れについて既に気づいている方なら

決して衝撃的というものではありませんが、

30代の著者は、株式会社メタップスのCEOである佐藤航陽さん。

現在大きく変化し、新たに移行している経済の仕組みと

これからの生き方について明らかにしてくれます。

 

さて、「Fintech(フィンテック)」という言葉がありますが、

これは、financeとtechnologyを組み合わせた造語だそうで

ITなどのテクノロジーの進化により、金融世界が破壊的に変化する

トレンドを指しているといいます。

ただ、著者はこれらに付随する様々な現象を二つに区別して、

Fintech1.0とFintech2.0に分け、後者、“2・0は

1・0とは全く異なり、近代に作られた金融の枠組み自体を無視して、

全くのゼロベースから再構築するタイプのものです。” から

本のタイトル「お金2・0」としています。

ビットコインなどがこの典型にあたるそうです。

 

第1章 お金の正体

第2章 テクノロジーが変えるお金のカタチ

第3章 価値主義とは何か?

第4章 「お金」から解放される生き方

第5章 加速する人類の進化

 

個人的には、こうした急激な変化の中での

これからの生き方についての示唆が興味深かったです。

 

「世界を変える」とは、前時代に塗り固められた社会の共同幻想を壊して、そこに新しい幻想を上書きする行為に他なりません。

 

 国家、通貨、宗教、偏差値、学歴、経歴、年収、資産、論理、権利など、私たちの精神や行動を縛る概念のほぼ全てが人工的に作られた幻想ですが、これらの効力が薄れ、時にはまた別の幻想が誕生し、人々の新たな価値判断の基準になっていきます。

 

 

 

 現在、先進国ではものもサービスも飽和状態にあり、商品を売るだけでは人々を惹きつけることができなくなりつつあります。

 物を持たないで生きる「ミニマリスト」が多くなっているのを見てもわかる通り、ものの魅力はどんどん下がっていっています。多くの人が娯楽や体験を通した精神的な満足に対して魅力を感じるようになってくると、ゲーミフィケ―ションや脳の報酬系への理解が経済活動にますます求められる時代になっていくでしょう。

 

戦後から高度成長時代にかけての生き方のモチベーションや価値観と

モノが飽和状態にある現在のモチベーションや価値観は全く違います。

世代によって、常識というものの認識も変わります。

著者によれば、資本主義から「価値主義」へと移っているということです。

 

 ネットが十分に普及した世界では、「どれが一番正しいのか?」という考え方ではなく「どれも正しい、人によって正解は違う」という考え方が徐々に受け入れられても良いはずです。1つに統一しなければいけないというのは、レイヤー化された世界が技術的にありえなかった過去の時代の考えです。

 

 つまり、私たちがどんな職業につき、誰と結婚して、どんな宗教を信じ、どんな政治思想を持つのも個人の自由であるのと同様に、何に価値を感じて、どんな資産を蓄え、どんな経済システムの中で生きていくのかも自分で選んで自分で決められるようになっていく。私たちはその過程にあります。

 そこでは優劣を決めようとしたり自分の基準を他人に押し付ける必要は全くなく、ただ個人が自分に最も適した経済を選んでいくという「選択」があるだけです。 

 

実は私たちが持っている常識は世代によって全然違います。そして今の日本の常識と呼ばれているものは、日本の人口分布でボリュームゾーンでもある45歳前後の人が持っている概念を指しています。

 

 例えば、先ほどの価値と言う観点からすると30歳前後の世代は、すでに車や家や時計などのものに対して高いお金を払うという感覚がわからなくなりつつあります。ものは所有しなくても使う時だけ借りられます。つまり私たち世代にとってこれらの価値は低いのです。

 一方で、50歳前後の方からすれば、スマホゲームに課金したり、ライブ配信に「投げ銭」を払ったり、ビットコインを買っている人たちの感覚はよくわからないと思います。全く「役に立たない」無価値なものにお金を払っている若者の未来を憂うかもしれません。   

 

世の中は、「儲かること」から「情熱を傾けられること」へ

変わっているわけです。

 

 内面的な価値が経済を動かすようになると、そこでの成功ルールはこれまでとは全く違うものになり得ます。金銭的なリターンを第一に考えるほど儲からなくなり、何かに熱中している人ほど結果的に利益を得られるようになります。つまり、これまでとは真逆のことが起こります。 

 従来は、経済的な利益を得ることを最優先し、個人の利益を最大化するように動くことが成功のための近道でした。ただ、内面的な価値を軸に考えた場合は、因果関係が逆転します。自分が心から熱中していることに打ち込んでいると、結果として利益が得られる。逆に利益を最優先に行動すると利益を得るのは難しいということが起きます。 

 

好きなことをやれ

持っている熱量が人に伝わることが大事など

要は、時代の寵児ともいえる人たち、

例えば、堀江貴文さんなどが提唱している生き方、

これまでの価値観からのシフトと

まさに一致していますね。

 

 では、熱中できることってどうやったら見つかるの? と疑問の感じる人がいるかもしれません。まずはあなたが一日中やっていても苦痛ではないことを探すのがいいでしょう。もしくは他人から異常に詳しいと言われたり、なぜそんなことをそんなに気にするのと言われることを思い浮かべてみると、そこに情熱のヒントがあります。

 

 おそらく、何かに熱中した経験というのは誰でも子供の時にしていると思います。ただ、小中学校の教育を受け、やりたいことではなく、やらなければならないことを続けていくうちに、自分が何に興味を持って何に熱中していたのか、情熱の源泉を忘れてしまうのだと私は思います。

 

 あくまで重要なのは自分自身と向きあった上で、自分の情熱を発見し、自らの価値を大事に育てていくことだと私は思っています。 

 

さて、長くなりましたが、なるほどと

思った点をもう一つ。

 

お金がうまく扱えず困っている人ほど、お金に特別な感情を抱いていることが多いです。私もそうでした。それがないことによって起きる困窮や不安から、お金に感情をくっつけてしまい、道具以上の意味を感じてしまいがちです。お金や経済を扱うためには、お金と感情を切り離して1つの「現象」として見つめ直すことが近道です。

 

 

 

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『しない生き方』秋山佳胤さん-「食べない」生活で気づいたこと

 

 

 

グルメ、飽食の時代となって久しい一方で

近年、美食ならぬ微食、つまり少食派も増えつつあり、

はては不食(ブレサリアン)という人も

現れています。

そのお一人が弁護士の秋山佳胤さんで

不食という生き方』でも知られます。

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

現時点でですが、↑上掲は

当ブログの検索ナンバーワン記事でもあります(笑)

不食については、森美智代さん、山田鷹夫さんとの共著

 

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

 

 『食べない人たち』も有名ですが、

ご自身の著書もいくつかあり、先日ご紹介したのはこちら

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

いずれも不食というライフスタイルを得られてからの

その自由な精神性ともいうようなものが

とても魅力的に感じられます。

今日はまた別の一冊についてご紹介します。

 

しない生き方 「食べない」生活で気づいたこと

しない生き方 「食べない」生活で気づいたこと

 

 

 

 

人生を楽しむ秘訣は、

何でも人任せにしない、人のせいにしない。

縛りの感情を、

自分にも他人にも適用しないこと。

 

自分を大事に、大切にしてください。

自分の気持ちに正直に行動してください。

これまで生きてきた自分の時間を

否定しないでください。

 

と、カバーの折り返し部分を見ただけで

あー、そうです、ほんと。

 

何というか

秋山さんの本を読むと

気が楽になるというか

そう、もっと自由でいいんだよね~♪

とくつろいだ気持ちになれるのです。

 

ということは、

勝手に緊張気味で生活していたのかも

しれませんし、実際、首や肩が凝るというのは

そうなんですよね。

 

では、いくつかパッと開いたところから…

 

 仕事についても考えすぎると、ろくなことがありません。

 そもそも、今日自分が就いている仕事(職種)だけですべてを考えてしまうから「いいのかな、このままで」って悩んでしまうわけです。

 

 仕事は一つに限定しなくていい。

 これが結論です。

 だって、私たちは何を選ぼうと自由。どう生きようとその人の自由。

 あなたも私も奴隷として生まれてきたわけじゃありません。

  

 転職は自由だし、最近は副業を解禁する企業も増え始めました。

 それまでの常識が非常識になる。まさに過渡期です。

 常識なんて、短い期間に決められたルールみたいなものですよね?

 時代が変われば常識も変わります。その程度のものですから、考えすぎないほうがいい。 

 

 私の本業は弁護士ですが、最近は仕事の幅が広がり、自分が何者なのかよくわからなくなりました。周囲も同じ感想みたいです。

 でも、これがまた快感。自分をテンプレート(ひな形、定型文)的に縛らなくなったおかげで、これでいいのかなんて考えません。

「これでいいのだ」(バカボンのパパ)です。

 

 考えすぎという視点で言えば「マインドブロック」という言葉を目にします。

 これは「後ろ向きの思考、その感情パターン」のこと。

 要は考えすぎるくせ(習慣)が、こびりついているってことです。

 

 考えすぎるっていうのは「いったん考えてから行動する」という思考と行動のパターンであり、これは頭で考えた結果であり、直感(直観=インスピレーション)を軽視している状態です。

「本当はあっちのほうが良かったな」

 そんな経験、ありませんか?

 買い物とか、あるいは仕事とか。

 これは直感に従わなかった結果です。

 最初にピンと来たもの、それが「宇宙が教えてくれた」答え。

 正しい、間違いというレベルの話ではありません。

 

 まず自分が幸せになってください。

 すると世界中の人がその意識に触れ、争いごとのバカバカしさに気づきます。もちろん人を助けるのは素晴らしいことですが、まず自分を助けてあげてください。他人に何かしてあげるのはそれからでもできるはずです。

 毎日が楽しいという柔らかいエネルギー(波動)が広がることで誰も犠牲にならずに平和に暮らせる社会が作れる、私はそう信じています。

 

第一章 あんまり考えすぎない

第二章 そんなに焦らない

第三章 そうと決めつけない

第四章 いつまでも比べない

第五章 もう怒らない

 

章立てはこんな感じですが、

そのあと細かく続く

それぞれの小見出しを読むだけでも

何かはっとしたり、ほっとする内容が多かったです。

要は、読みやすくて、

秋山さんのお話を聞いていると

ちょっと肩の力が抜けたり、重荷がおろせそうな

感覚になれます。

 

自分が幸せでなければ誰も幸せにできません。

絶対的な存在なってありません。

どんな関係性だろうと友人は自分とは違います。

夢は持っても持たなくてもいい。

怒りは「未知なるものに対する感情」の一つです。 

 

と、帯にもいくつかありましたが、

”しなくちゃいけないことなんて一つもない。”

のかもしれません。

以前、バシャールの話にもありましたが

地球人は、勝手に障壁や枠を作って

(本当は何もないのに)騒いでいて

そのドラマが面白いって…見ているとか。

苦しかったり、役に飽きたら、はまってないで

脚本を変えるとか、目を覚ませよって、

時期なのかもしれませんね。 

  

 

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『ミラクル★ヒーリング』こんなに凄い!宇宙の未知なる治す力-小林健×船瀬俊介

 

 

 

最近、惜しいことに人気の漫画家

さくらももこさんが他界されてしまいましたが、

彼女のお腹を笑いでよじらせたという

おもしろブラザーズこと

ラクルヒーラーの小林健さんと

正義の味方でジャーナリストの船瀬俊介さんの対談本です。

 

おもしろブラザーズ対談 ミラクル☆ヒーリング こんなに凄い! 宇宙の未知なる治す力

おもしろブラザーズ対談 ミラクル☆ヒーリング こんなに凄い! 宇宙の未知なる治す力

 

 

ももこさんがカバー絵を描いたそうで

世の中のタブーを軽やかに流してくれる

この手の世界が好きな人には

とにかく、笑える…

(よく考えると大変なこともあるのですが)

そこは、軽やかに語ってくれます。

 

船瀬 こんにちは。健先生を紹介します。先生の名前は「健康」の「健」という漢字なんですけど、僕はずっと「ケン・コバヤシ」と呼んでいます。ハリウッドで知らない人はいないヒーラーなんですよ。

小林 みなさん、ちょっと怖がっているんじゃないかしら(笑)。知らない人がいないとは、大げさですけどね。

船瀬 アル・パチーノとか、ロバート・デ・ニーロとか、来る人たちがほんとにすごい。

小林 アル・パチーノさんは鍼が苦手で、治療をしましょうかと言うと逃げ回るのです。

船瀬 ――あとデ・ニーロさんは、奥様をまず治して、息子さんをケアした。必ず、パパラッチがいるから、デ・ニーロさんはめったに出歩かない。でもケン先生のところには来る。私も行きましたけど、ニューヨークのダウンタウンの先生のオフィスは、看板が出てないですね。

小林 出ていません。 

 

小林 私の秘書のナガツカが「これ見てくれますか」と、ユーチューブを見せてくれた。この私のとなりにいる方が「ここに座ってしゃべっていいのかな」と映っている。「みんな、抗がん剤で殺されているんだよ」とか言って本を見せたので、エーッと思った。そんなことを言ったら、アメリカでは絶対に3日は生きられないね。だから秘書にお願いして、「多分すぐ殺されるから、その前に本を買ってほしい」ということで本を買ったんですよ(笑)。

 読んだらますます不安になって、こんなに偉大で勇気のある人はいないから会いたいと思って、しばらくして日本に来て、彼女に「連絡してほしい」とお願いしたのですが、忙しそうだったので、どうしようかなと思って出版社に「すいません、船瀬先生、生きてますか」と電話したら(笑)、「どういうことですか」と言うから、「抗がん剤で殺されるなんて書いたら、アメリカじゃ無理だから」と言ったら、「生きていると思いますけど」と(笑)。 

 

てな具合で、お二人は出会い、意気投合されたようですね。

まやかしの裏側をさりげに暴露しながらも

これからの新しい本物の時代に向かっている私たちに

未知なる力や世界について

おかしくも、必要なことを語ってくれます。

 

 

 

先日のケン先生の本紹介記事。 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

 船瀬さんの本の紹介記事。

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

船瀬 「笑い」とか「笑い癖」って、大事ですね。

小林 絶対です。無理やり笑っている人は心臓が悪くなります。ほんとに心から笑う人は絶対に健康にいいです。

船瀬 あと「感謝」ですね。

小林 感謝は絶対。感謝しているはずなのに、言うのが恥ずかしいのかしら。

船瀬 サンキュー、サンキューと、口に出したほうがいいよね。

 

小林 それもそうだし、一緒に食べる人がよくなければおいしくないですよ。波長が悪いから。ラーメン屋でもそこらの店でも、いい人と行ってごらんなさい。めちゃくちゃにおいしいから。人生、手にのるしかないんだから、無理はしないほうがいいですよね。

船瀬 喜びとか感謝とか、口に出したほうがいいですね、黙っているより、「ありがとう」と言葉にすると、言霊というか、エネルギーが倍加する。

小林 私がマイブラザーを尊敬するのは、これだけ有名で、本も出して多くの人を助けているんですけど、私とカラオケに行くと、ガキよね(笑)。

船瀬 先生だって、「長崎は今日も雨だった」って、いつも雨なのよ(笑)。

小林 それなの。自分に戻らなきゃいけない。自分に戻れば全部生きるわけです。

船瀬 少年に戻るよね。

小林 それをカッコつけて形にはまってやるから、「素生」が生きないんです。「素生」を生かすのは水です。約70%は水なわけだから、水の喜びは自分でいることなんです。

船瀬 素直にね。 

 

 

 小林 僕がなぜ今これを話しているかというと、要は、物の考え方よりもその中身を見る癖をつけることが絶対必要だからです。ディナーに行くといったら、「誰と行く」が問題なんです。「何を食べるか」じゃない。

 私なんか、映画を観ていて、画面でどんどん血が出てきて殺人描写が多過ぎて嫌だな、と思ったら、出ちゃいます。おカネを損したように思うけど、得してるんですね。

船瀬 無理はよくないですね。

小林 日本の方は優しいから我慢しちゃう。 そのときに言っちゃいけないですね。子どもが水をこぼしたからって、「ダメじゃないの」とひっぱたいたりするのはダメです。水がこぼれて大事なことは、拭くことです。それで何にも言わないで終わる。子どもも「そうか」と思っている。天気のいい日に、「お水はコーナーに置くとこぼれるよね」、「そうなの。この間、僕、失敗してね」となる。それがほんとの対応なんですね。それを、日本はしがらみとか、今までの伝統とか、考え方、習慣で縛られている。

船瀬 ガマンが美徳と考えられている。

 

小林 日本は安全でいい国だと思うんですけれども、皆さんもしたいことをしたらいい。

 しがらみに引っ張られたり、私は奥さんだからごはんをつくらなきゃならないとか、それはダメですよ。都合の悪いときは、「あなた、すいません。きょうは私の休日だから、外で餃子でも食べてきたら」と言ったらいいですよ。「おう、そうか。おまえのごはんが食べたいんだけど」と言っても、あのレストランに寄ってみようとか、内心うれしいんですよね(笑)。人間というのは意外と縛られているんです。そうだよね。

船瀬 そうです。ああしなくちゃ、こうしなくちゃと、自分で自分の心を縛っている人もいるから、解き放つことが大事です。

 

 

船瀬 最後に、先生、「運気」を呼ぶにはどうしたらいいんでしょう。

小林 簡単。運気というのは、気が運ばれてくる。だから、胸をあけると、嫌というほど気が入ってきます。悪いのもいいのも入るから、悪いのを捨てて、いいのだけ食べちゃう。これが運気の呼び方ね。それで、必ず「サンキュー」と言う。「サンキュー」と言うと、悪いやつらはそういうのが好きじゃないから、「この人のところには行かないかな」と思うみたいで、いいのが入ってきます。それをいつもやっていると、今、先生がおっしゃったように運気が入ります。悪いのもいいのも全て来ているわけです。でも、あなたが運気のいいほうを選ぶ気持ちがあれば、悪い気は入れないんです。入るのを受け入れないと入らない。受け入れて、あなたの体がいいのと悪いのを判断するわけです。

船瀬 頭を使っちゃダメだね。

小林 ダメ。

船瀬 素直に直感に生きるのがいい。

 

これ、会場で実際のセッショントークを聴いた方は

さぞかし楽しかったでしょうねぇ。 

 

 

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