不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『うまくいったやり方から捨てなさい』椎原崇さんー「なりたい自分になっていい」新しい物語のはじまり

 

 

あなたを「現在(ここ)」に

連れてきたものが

あなたを「ゴール(あそこ)」に

連れて行くことはない。

 

本の見開きカバーの折り返しに

こんな言葉が載っている一冊は

あー、なるほどね~と目から鱗的なアドバイス

随所にちりばめられている。 

 

 

「一度受けただけで人生が一変する」という声が殺到するという

伝説の個人コンサルティングとして人気の著者は、椎原崇氏。

 

高校に進学せずにパチプロの師匠を得て、

その道でプロとしてスタートし、

その後ビジネスオーナーとなって

お金と時間の自由を手に入れたそうな。

そして成功者のノウハウを研究し、

現在の本業はコンサルタント業だという。

 

人生ステージの変化の兆しを見逃すな!

というイントロから始まり、

そうした時期に感じる違和感を合図に

 

今までうまくいってきたやり方

今まで結果が出ていた考え方

今まで役に立ってくれた能力

今まで自分を支えてくれたノウハウを

 

手放すことをすすめます。

 

 成長とは変化そのものである、といいますよね。成長とは、さなぎが大きくなるのではなく、さなぎが蝶に変化することである、という話を聞いたことがある人もいるかと思います。

 僕はそもそも、すべての人は、どの瞬間も、成長していると思っています。

 どんなに逆境にあっても、後ろ向きに人生が流れているように感じるときですら、成長している。 サボっているときも、成長している。クズのような生活に陥っているときだって、成長している。どん底でも成長している。そう思っています。

 だから、「さなぎ」がさなぎのまま「おおきなさなぎ」になるのも僕にいわせれば成長ではあるのですが、さなぎから「蝶」に変化する成長は劇的です。見た目にも大きく人生のステージが変わる成長ですよね。

 まさに、さなぎという形態から、花から花へと空を飛び回る蝶へとステージを変えてしまう成長。

 そんな「ステージを変えてしまう成長」をしたいというとき、必要なのは、なるべく身軽であることです。◯◯でなきゃ、という固定観念や◯◯はこうだ、というジャッジを自分のお荷物にしないこと。

 

 だって、自分が蝶になるのに「僕はさなぎだから飛べない」って思い込んでいたら、ずっと葉っぱに止まっている蝶になってしまうでしょう? そんなのもったいないと思いませんか?

 だからこそ「捨てる力」が必要なのです。 

 

 

 

 

 これまでの成功体験や当たり前、が鎮座していたあなたのなかに。「新しいやり方」「新しい考え方」の居場所をつくること。そうすればあなたは劇的にバ―ションアップした自分を感じるはずです。

 

 幸せに人生を楽しんでいる人たちがやっている

4つのサイクル「捨てる」「ほしいものを見つける」

「自分らしさを武器にする」「とことん受け取る」を身につけて

 

というわけで「捨てる」練習から話は始まるのでした。

 

「違和感を感じたときに、どういうものから手放せばいいのか」というのは、やったことがないとわかりづらいですよね。

 実はこの、「手放すべきもの」を、簡単に見分ける方法があります。

 それは、

・喜びでやっているか?

・もったいないからやっているか?

 で考えてみること。

 そして「もったいないから」という理由でやっていることから手放すといいでしょう。 

  

 あなたが「もったいない」と反応しているものこそ、今のあなたには必要のないものだったりします。

 だって、本当に大切なものに対して「もったいない」って言わないからね。

 それはたとえば、今の彼と一緒にいる理由が「彼のことが好きだから」なのか「失うのはもったいないから」なのか。

 

 確かに…。

 

 あのときは、それが大事だった。でも今は、それが大事じゃない。

 あのときは、それが大事じゃなかった。でも今は、それが大事、でもいい。

 それよりも、今のあなたがどんな考え方をして、どんな生き方をしたくて、どうありたいのか。それにきちんと注目してあげること。

 過去に大事だと言っていたことに責任を取る必要も、執着する必要もありません。

 今大事にしていることを素直に表現していきましょう。

 

熱しやすく冷めやすいとか思う必要もなく、

やりたいことがわからないと悩む人も

「何をやるか」に意識をとられ過ぎているだけ。

そういう人は感情に蓋をしている場合も多そう。

とりあえずやってみる、それだけでいい。

 

大事なのは、止まらずに何かをやろうとすること。止まらずに、今、やれる範囲で動いていること。なぜかというと、「何かをやること」よりも、「今、それを通して楽しんでいるかどうか」が大切だからです。

 

確実に失敗する方法、それは、「完璧主義」で

人間は完璧にできないようにできていると著者。

 

また、自分を後回しにしがちな人へは

 

 僕にいわせれば、あなたが何よりも優先して、いの一番に喜ばせなければならない相手は、大切なパートナーでも、親でも子どもでもなく、あなた自身です。

 だって、あなたがあなた自身を喜ばせ、愛を注いではじめて、本当の意味で周囲に愛を向けることができるから。だから、あなたは、あなたを取り囲むたくさんの人のためにも、あなた自身に手をかけ、与え、愛情を注がなくてはなりません。

 ささやかな「あれがほしい」「こうしたい」という自分の欲望を成就させてあげるのは、「自分への最大限の愛」なのです。 

 

自分の土俵を知り、

そこで上手にフォーカスする。

 

武器にすべきは「あなたらしさ」

 

「自分に価値があることにしておく」こと

 

自分のテンションが上がるものの力を借りる

 

 自分らしく生きるには、「自分じゃないこと」を秒速でやめることです。

 先にもお伝えしましたが、”成果”や“成功”のためには、「やるべきこと」を考え、“幸せ”や“自分とは何者か”を知ろうとするには「やらないこと」を見極めることです。

——ただ、1つ大事なポイントがあります。

 それは、「嫌だ」はやめたほうがいいけど「怖い」はやったほうがいいということ

 僕たちは「嫌だ」と「怖い」を一緒のものとして扱ってしまいがちですが、実はまったく別もの。「嫌だ」と感じるものは断固としてやらないほうがいいけれど、「怖い」と感じるものはやったほうがいいのです。 

 

嫌だはNO,だけど嫌いはGO、とか。

 

またアウトプットが大切。

著者の場合はメルマガを書いていること 

だそうですが、それが成長し、

物事がうまくいく秘密。

 

「ありえない!」じゃなくて

「これもアリなんだ!」

 エトセトラ…

 

さらに、最終章では

人生のバイオリズムをつくる6つの「しんか」について

語られています。

これは人生が変わる秘密の法則だそうですよ。

 

気になる人には、一読をおススメしたい、

読みやすくて、参考になる一冊でした。

 

 

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