不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『自分で運気を変えるコツ!あなたの人生観が、あなたの人生を左右する』金城光夫さん

 

 

『わたしは王 自己中こそが宇宙ののぞみ』と

その後一連のシリーズ『目の真力』『喜びの真法』で知られる

琉球スピリチュアル作家の金城光夫さんの

昨秋(2019年9月)に出た新刊です。

 

自分で運気を変えるコツ!  あなたの人生観が、あなたの人生を左右する

自分で運気を変えるコツ! あなたの人生観が、あなたの人生を左右する

  • 作者:金城 光夫
  • 出版社/メーカー: ヒカルランド
  • 発売日: 2019/09/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

金城光夫さんは

Kindle電子書籍)でも著作を出されていて

いくつか読んだことがあるのですが

基本的なコンセプトは一貫されています。

 

これまでの物質中心社会から

シフトしていく新時代にあって

変えるべきは考え方というか

視点、物事の捉え方で

それについての転換ポイントを

短めの言葉と例で

語られます。

 

私はたまたま

この本とほぼ時期を同じくして

人気の出た『わたしは王』も

読んだので、著者の伝える真理というのも

よりわかりやすかった気がします。

 

まず、僕たち地球人は「二元論」で考えがちですが、

宇宙の真理は「一元論」と決まっています。

 

「二元論」とは、

「夢はあるけど……条件がそろってないしなぁ」と、

「条件をそろえるのが先」という考えかたで、

「条件しだいで、夢が叶う」とマインドは考えます。言いかえると、

「条件がそろわないと、夢も叶わない」と思っているわけです。

 

これは「頭のトリック」です。

思いが「頭のトリック」です。

違う方向へと向かってしまいます。

 

「条件がそろわないと、叶わない」

「叶わない」と思っているから

「叶わない」のです。

 

これに対して、

 

「一元論」とは「思い のみ」の世界であって、

 あとにも先にも「思いのみ」しか存在していません。 

 

「想いが実現する」といわれますが

 つまり、

 

「条件を考えて、できるかどうか」ではなく

「どうしたいか?」ただ、それだけ。

 

 これが究極の答えなのですが、

 二元論で考える習慣がついている地球人には

 理解が難しいようですね。

 

どうすればよい人生を送れるか

というのは二元論で

必要な想いは

どうしたいか、だけといいます。

 

ところで、

 ハリウッド映画『マトリックス』の劇中で、

 主人公・ネオが武道の師匠から

 

「はやく動こうとするな、はやく動けると“知れ”!」

 

 と諭されるシーンがあります。

 これこそが「悟りのことば」であり、

「自分で運気を変えるコツ!」の真髄……といっても

 過言ではないセリフなのですが、本書ではそのあたりをもう少し、

 噛みくだいてお話できたらと思っています。

 

ということで

話が展開されていくのですが

うまくいかない場合がある。

それは、考えと想いが裏腹だったり、

潜在意識というか

気がつかなかった思い込み(ブロック)が

あったりするから。

 

 では……どうやって、

 自分の人生観に気がつけば良いのでしょうか? それにはまず、

 自分の人生観に疑問を持つことです。

「何を思い込んできた結果、いまの自分があるのだろう?」と。

 

 これまでずっと

「あたりまえ」に思い込んで、

「あたりまえ」に生活してきたことに

「あえて」疑問をもってみるのです。

 

思い込むと私たちは

そこからしか物事が見えなくなりますね。

 

 そういうわけで僕は、

「世のなかの苦しみ」というのは実のところ、

「自分の思い込み」なのではないかな? と思ったりしています。

 

 その「思い込み」に気がつく取っかかりとして、

 自分への「疑問」はとても有効であり……ひいては、

 人生観を変えていくキッカケにもなります。そして、

 人生観が変われば、飛躍的に自分の人生も変わってゆきます。

 人生観……だけでは漠然としているので、具体的には、

 自分の「価値観」をこまかく見直してみましょう。

 

「価値観」を動機として、人は「行動」しています。

 

その方法は

あなたは、なぜ……?

と問い、そのあとに、

 

 自分は、何をしたいのだろう?

 自分は、どこに向かいたいのだろう?

 

と、問いかけることで

あなたの道を拓いてゆくことが、できる

とありました。 

 

 

 

これはまだ本書の最初の方なのですが

この後、よく言われる全ては内側にあり、

愛の法則があり、

自分に問いかけることで

使命をも生きることになると

進んでいきます。

 

そして

タイトルに運気を変えるコツとありますが

 

 つまるところ、

「運気」とは

「自分」のことであり、

「運気を変えるコツ」とは、

「自分を変えるコツ」を示しているのです。

 

 あなたが変われば、世界が変わります。

 世界が混沌としていると思うのは、

 あなたが混沌としているからです。 

 

さあ、ここから

ではどうすれば心の平安が得られ

そして自分が変わるとは具体的に

どういうことかと

更なる真髄へと語られます。

 

必要なのは

受け入れること、だそうですが

金城氏がまた順を追って

説かれていくので

読まれるとなるほどと

腑に落ちるのでは

ないかと思います。

 

 真実の幸せは、無条件です。

 富や名声、家族の有無によって左右されるものではありません。

 そして、何かに没頭することが幸せなのではありません。

 

 幸せとは、とにかく無条件なのです。

 そして、無条件で幸せな自分になることこそ、

 いちばん優先すべきことなのです。

 

最後に究極のコツのコツが述べられているのですが

読んでいくとあっけなくも

シンプルな法則ですが

納得できるのではないかでしょうか。

 

「自分の運気が変わって、

 人生を楽しんでいる自分を見ようとすること」

 

確かに私たちは、出来なかったり暗い方を見がち

かもしれません。

『わたしは王』同様

オススメしたい新刊でした。 

 

 

それぞれが自分自身の本質へと"目覚めて"いく時代です☆

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