前回ご紹介したのは、金城光夫さんの本でしたが
今回は、同じ苗字、同じ沖縄の方ながら、
少し前に載せた本の著者の金城幸政さんの
二作目です。
今度は"やんちゃな感情"とのおつきあいですね。
本のカバーの見開きには…こうある。
この本を読むと見えてくるもの。
↓
ええっ、この悩み
「自作自演のドラマ」なの⁉
ウソ、「人間関係」って
私の「解釈」がつくった
幻だったの⁉
なぁんだ、
もう悩む必要
な~し!
実は感情こそ、自らの情報でもある。
感情は、その人の本質から湧き出るものだから、
粗末にしたり、抑えつけてうまくいかないのは当たり前。
感情をひもとくことが、
自分らしく生きるための最短距離です。
沸き起こる感情をとことんひもとくと、見えてきます。
自分をとりまくすべての人間関係は「幻」だった、
自分に降りかかるすべての「悩み」は、
自作自演の深刻ドラマだった、
すべては、自分の「解釈」だった、って。
覚者、あるいは
スピリチュアルリーダーたちが言うとおり、
全ては自分の想念の投影だと知ると
スクリーンに映し出した現実に思わずハマっても
どこかで、あー自作自演と知っている
醒めた自分(ハイアーなマインド)もいて
現実と思ってるものが霞んでくるよね(幻想なんだもん、本当は)
一喜一憂するのは、目醒めていないから。
さて、
『あなたの中のやんちゃな神さまとつきあう法』の前作同様、
とてもユーモラスで、読みやすく、
笑いながらも、目からウロコの数々のエピソードが満載。
オススメです!
ってもう〆のセリフみたいですが(笑)
そもそも、どうして人は、感情は暴走する者だからコントロールしなきゃ、感情は放っておくと悪さをするものだから抑えなくちゃ、って思うようになるんでしょう?
それは、感情をためるから。
あなた自身が、感情をためているからです。
たとえば、お醤油って、お刺身に少しだけつけると、おいしくいただける味付けになりますよね。でも、一リットルも飲むと死にます。
それと同じ。感情って、まっすぐ思ったことをそのまま小出しにしていると、本当の自分を教えてくれる羅針盤という、ありがたいアイテムになるんです。でも、ためると自分や相手を傷つけて、あげくの果てに病気にまでなる。
だからね、とにかく感情をためないってこと。
そのときどきでちゃんと感情を出して、ためえしまうことがなければ、感情はねじれようがないんですから。
感情にはいいも悪いもない。
すべては、本音という「本当の自分の声」の居場所を教えてくれるアンテナ。「本当の自分は、ここにいますよ~」と教えてくれるサインです。よくない感情は一個もないんです。
楽器って、チューニングが合ったときにぴったり合った美しい音色が出るでしょ。でも、ちょっと外れると、なんとなく気持ち悪い音になるじゃないですか。
感情もそれと同じで、自分らしくいられるときは、喜びやうれしさで満たされたすがすがしい気持ちになるけれど、自分らしくいられないとザワザワして、なんとも居心地が悪くなってくる。
そういう感情が涌いたときは、
「ほら、本当のあなたはそこじゃないよ」
「あなたいま、本当に自分らしく生きていられないでしょう」
って教えてくれているということです。
どんな感情も、本当の自分を知るためのすごいナビゲーション。
だから、どんどん小出しにする。
感情が湧き起こったことを、あなた自身が感じて、それを一つひとつ手にとって、向き合う。
そんな、本当の意味での「感情的な」自分になることを僕は提案したいんです。
そして
「本音」と「不平不満」を区別することから
始めようと。
感情は、自分の外に問いかけると答えを失い、自分の内側に問いかければ自分の本音に導いてくれます。不平不満というのは、やんちゃな感情たちを、自分の「外側」に問いかけた結果生まれた産物なのです。
不平不満として怒りを人に投げつけるのをやめて、不平不満と怒りをきちんと区別して「怒り」を掘り下げない限り、本音にはたどりつけません。
で、セミナーで感情を出す練習をした際の話。
新婚の女性がいたので、
「もしも、彼にひとつだけ希望をいえるとしたら?」
「浮気されるのは絶対にイヤだ!」に周囲は大爆笑。
この反応にムッとしていた彼女に
金城さんが聞きます。
「なんで浮気をしてほしくないの?」
「だって、自分だけ見てほしいから!」
「それそれ。そっちが希望だよ」というと
ようやく納得したそうです。
「浮気されるとイヤだ」は相手に投げつけている不平不満。
「私だけを見て」が本音なのに、
それをまっすぐ表現できなかったわけ。
自分がどうしたいか、まっすぐ本音がいえないのは、本音の上に降り積もった不平不満の「灰」があるから。このせいで、相手にしてほしくないこと、という受け身の思考になってしまうのです。
男性からしたら、「浮気はしないで」っていわれるよりも、「私だけを見て」っていわれたほうが、ぐっときますよね。本人は同じことをいっているつもりかもしれないけれど、残念ながら相手にまっすぐ伝わらない。
感情が教えてくれる本当の自分の声に素直になって、まっすぐ伝える訓練をしてみる。
それが、本当の自分を生きることにつながります。
自分を自分らしく生きている人に、不平不満はたまりません。不平不満の奥にある、本音の声である「感情」は、あなたが自分らしく生きられているかを教えてくれるもの。
あなたの味方なんです。
ここまでが序章のとことん感情的に生きなさい、で
以下の本章へと入っていくんですよね。
1章 あなたのなかのやんちゃな感情パターンを知っていますか?
2章 感情をひもといて、あなたのなかの本音にたどりつく
3章 「苦労妄想」にとらわれる人
「努力踏み倒し!」で幸せに生きる人
4章 自作自演の変態ドラマからいますぐ足を洗え!
5章 不運を「苦しむ人」でなく、
腹をくくって「受け止める人」になれ!
幸せになれないのは、親に愛されなかったから…という
あるあるパターンですが、
金城せんせは言います。
「あのね、『親に愛されなかった』って、いまどきフツ~ですよ」
誰もが、大前提として
「お母さんに愛されたい、好かれたい、認められたい」という
欲求を持って生まれるものの
それが叶えられたと思っている人はそう多くない。
愛された自分、という感覚があれば、
愛や認可を気にしない人間に成長します。
自分のやりたいことを追求していけるし、
感情に振り回されない。
しかし、母親自身がそう育っていないと
子供も愛されたという感覚が育たたない。
そのまま大人になるので、すべての動機が「誰かに愛されるため」「誰かに認められるため」になってしまうんです。
料理をつくるのも旦那さんに認められるためだし、仕事をがんばるのも上司に認められるため。自分がやってみたいから、自分の成長のために何かをする、という発想がないので、永遠に人の評価ばかりを気にして、「承認」を探してさまようようになってしまいます。
一方で
ひどい境遇でも自分で人生を切り開ける人もいます。
結局のところ、それをどう自分が受け取ったか、ということなんです。
「そりゃあ、お母さんに愛されて、認めてもらえたほうがいいけれど、そうはいっても自分の人生だから楽しく生きなきゃね」という発想の人は、どんなお母さんのもとに育っても幸せな人生を築くんです。
「お母さんに愛されなかったから不幸」という人は、その思いを自らの手で握りしめている人なんです。
だとすると、原因は外にない。すべて、自分がつくりあげている人生ってことなんですよ。
あらためて
自分自身と、宇宙の法則について
気づきが沢山。
そして面白い。
気になったら、一読してね。
幸せになるためのカギは、「自分を知ること」。
自分を知るには、やんちゃな感情をひもとくこと。
感情の出どころがわかれば、自分の本音がわかる。
本音に従えば、自分らしく生きられる。
つまり、あなたは幸せになれる。
ね、シンプルでしょ?
この本で繰り返し伝えてきましたが、自分らしく本音で生きること。
これが、魂のしたいことです。
ほかでもない、自分だけの人生を生き抜くこと。
これが、あなたの魂が喜ぶことです。
それで、
愛の本質から他者に貢献できるようになる。
人は自分が見ている世界に生きている。
「希望」を見ているのか、「悩みや不安」を見ているのか。
希望を見る人は、そのなかで幸せに生きるし、悩みや不安の解決を目的にしている人は、それに年がら年じゅうつきまとわれることになる。
すべては、自分が何を見るか、なんです。
これは、前記事の金城光夫さんの『喜びの真法』と
シンクロしてたコンセプト。
まさに真理なのね~。
それぞれが自分自身の本質へと"目覚めて"いく時代です☆
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