不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

『あなたのなかのやんちゃな感情とつきあう法』金城幸政さんー感情をひもとき、本音で生きる

 

 

前回ご紹介したのは、金城光夫さんの本でしたが

今回は、同じ苗字、同じ沖縄の方ながら、

少し前に載せた本の著者の金城幸政さんの

二作目です。

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

今度は"やんちゃな感情"とのおつきあいですね。 

 

あなたのなかのやんちゃな感情とつきあう法

あなたのなかのやんちゃな感情とつきあう法

 

 

 本のカバーの見開きには…こうある。

 

この本を読むと見えてくるもの。

    ↓

ええっ、この悩み

「自作自演のドラマ」なの⁉

 

ウソ、「人間関係」って

私の「解釈」がつくった

幻だったの⁉

 

なぁんだ、

もう悩む必要

な~し!

 

 

実は感情こそ、自らの情報でもある。 

 

感情は、その人の本質から湧き出るものだから、

粗末にしたり、抑えつけてうまくいかないのは当たり前。

感情をひもとくことが、

自分らしく生きるための最短距離です。

 

沸き起こる感情をとことんひもとくと、見えてきます。

 

自分をとりまくすべての人間関係は「幻」だった、

自分に降りかかるすべての「悩み」は、

自作自演の深刻ドラマだった、

すべては、自分の「解釈」だった、って。

 

覚者、あるいは

スピリチュアルリーダーたちが言うとおり、

全ては自分の想念の投影だと知ると

スクリーンに映し出した現実に思わずハマっても

どこかで、あー自作自演と知っている

醒めた自分(ハイアーなマインド)もいて

現実と思ってるものが霞んでくるよね(幻想なんだもん、本当は)

一喜一憂するのは、目醒めていないから。

 

さて、

『あなたの中のやんちゃな神さまとつきあう法』の前作同様、

とてもユーモラスで、読みやすく、

笑いながらも、目からウロコの数々のエピソードが満載。

オススメです!

ってもう〆のセリフみたいですが(笑)

 

 そもそも、どうして人は、感情は暴走する者だからコントロールしなきゃ、感情は放っておくと悪さをするものだから抑えなくちゃ、って思うようになるんでしょう?

 それは、感情をためるから。

 あなた自身が、感情をためているからです。

 たとえば、お醤油って、お刺身に少しだけつけると、おいしくいただける味付けになりますよね。でも、一リットルも飲むと死にます。

 それと同じ。感情って、まっすぐ思ったことをそのまま小出しにしていると、本当の自分を教えてくれる羅針盤という、ありがたいアイテムになるんです。でも、ためると自分や相手を傷つけて、あげくの果てに病気にまでなる。

 だからね、とにかく感情をためないってこと。

 そのときどきでちゃんと感情を出して、ためえしまうことがなければ、感情はねじれようがないんですから。 

 

感情にはいいも悪いもない。

 

 すべては、本音という「本当の自分の声」の居場所を教えてくれるアンテナ。「本当の自分は、ここにいますよ~」と教えてくれるサインです。よくない感情は一個もないんです。

 楽器って、チューニングが合ったときにぴったり合った美しい音色が出るでしょ。でも、ちょっと外れると、なんとなく気持ち悪い音になるじゃないですか。

 感情もそれと同じで、自分らしくいられるときは、喜びやうれしさで満たされたすがすがしい気持ちになるけれど、自分らしくいられないとザワザワして、なんとも居心地が悪くなってくる。

 そういう感情が涌いたときは、

「ほら、本当のあなたはそこじゃないよ」

「あなたいま、本当に自分らしく生きていられないでしょう」

って教えてくれているということです。

 

 どんな感情も、本当の自分を知るためのすごいナビゲーション。

 だから、どんどん小出しにする。

 感情が湧き起こったことを、あなた自身が感じて、それを一つひとつ手にとって、向き合う。

 そんな、本当の意味での「感情的な」自分になることを僕は提案したいんです。 

 

 そして

「本音」と「不平不満」を区別することから

始めようと。

 

 感情は、自分の外に問いかけると答えを失い、自分の内側に問いかければ自分の本音に導いてくれます。不平不満というのは、やんちゃな感情たちを、自分の「外側」に問いかけた結果生まれた産物なのです。

 不平不満として怒りを人に投げつけるのをやめて、不平不満と怒りをきちんと区別して「怒り」を掘り下げない限り、本音にはたどりつけません。

 

で、セミナーで感情を出す練習をした際の話。

新婚の女性がいたので、

「もしも、彼にひとつだけ希望をいえるとしたら?」

「浮気されるのは絶対にイヤだ!」に周囲は大爆笑。

この反応にムッとしていた彼女に

金城さんが聞きます。

「なんで浮気をしてほしくないの?」

「だって、自分だけ見てほしいから!」

「それそれ。そっちが希望だよ」というと

ようやく納得したそうです。

 

「浮気されるとイヤだ」は相手に投げつけている不平不満。

「私だけを見て」が本音なのに、

それをまっすぐ表現できなかったわけ。

 

 自分がどうしたいか、まっすぐ本音がいえないのは、本音の上に降り積もった不平不満の「灰」があるから。このせいで、相手にしてほしくないこと、という受け身の思考になってしまうのです。

 男性からしたら、「浮気はしないで」っていわれるよりも、「私だけを見て」っていわれたほうが、ぐっときますよね。本人は同じことをいっているつもりかもしれないけれど、残念ながら相手にまっすぐ伝わらない。

 

 感情が教えてくれる本当の自分の声に素直になって、まっすぐ伝える訓練をしてみる。

 それが、本当の自分を生きることにつながります。

 自分を自分らしく生きている人に、不平不満はたまりません。不平不満の奥にある、本音の声である「感情」は、あなたが自分らしく生きられているかを教えてくれるもの。

 あなたの味方なんです。

 

 

 

 

ここまでが序章のとことん感情的に生きなさい、で

以下の本章へと入っていくんですよね。

 

1章 あなたのなかのやんちゃな感情パターンを知っていますか?

2章 感情をひもといて、あなたのなかの本音にたどりつく

3章 「苦労妄想」にとらわれる人

   「努力踏み倒し!」で幸せに生きる人

4章 自作自演の変態ドラマからいますぐ足を洗え!

5章 不運を「苦しむ人」でなく、

   腹をくくって「受け止める人」になれ!

 

幸せになれないのは、親に愛されなかったから…という

あるあるパターンですが、

金城せんせは言います。

「あのね、『親に愛されなかった』って、いまどきフツ~ですよ」

 

誰もが、大前提として

「お母さんに愛されたい、好かれたい、認められたい」という

欲求を持って生まれるものの

それが叶えられたと思っている人はそう多くない。

愛された自分、という感覚があれば、

愛や認可を気にしない人間に成長します。

自分のやりたいことを追求していけるし、

感情に振り回されない。

しかし、母親自身がそう育っていないと

子供も愛されたという感覚が育たたない。

 

 そのまま大人になるので、すべての動機が「誰かに愛されるため」「誰かに認められるため」になってしまうんです。

 料理をつくるのも旦那さんに認められるためだし、仕事をがんばるのも上司に認められるため。自分がやってみたいから、自分の成長のために何かをする、という発想がないので、永遠に人の評価ばかりを気にして、「承認」を探してさまようようになってしまいます。

 

一方で

ひどい境遇でも自分で人生を切り開ける人もいます。

 

 結局のところ、それをどう自分が受け取ったか、ということなんです。

「そりゃあ、お母さんに愛されて、認めてもらえたほうがいいけれど、そうはいっても自分の人生だから楽しく生きなきゃね」という発想の人は、どんなお母さんのもとに育っても幸せな人生を築くんです。

「お母さんに愛されなかったから不幸」という人は、その思いを自らの手で握りしめている人なんです。

 だとすると、原因は外にない。すべて、自分がつくりあげている人生ってことなんですよ。

 

あらためて

自分自身と、宇宙の法則について

気づきが沢山。

そして面白い。

気になったら、一読してね。 

 

 幸せになるためのカギは、「自分を知ること」。

 自分を知るには、やんちゃな感情をひもとくこと。

 感情の出どころがわかれば、自分の本音がわかる。

 本音に従えば、自分らしく生きられる。

 つまり、あなたは幸せになれる。

 

 ね、シンプルでしょ?

 この本で繰り返し伝えてきましたが、自分らしく本音で生きること。

 これが、魂のしたいことです。

 ほかでもない、自分だけの人生を生き抜くこと。

 これが、あなたの魂が喜ぶことです。

 

それで、

愛の本質から他者に貢献できるようになる。 

 

人は自分が見ている世界に生きている。

「希望」を見ているのか、「悩みや不安」を見ているのか。

 希望を見る人は、そのなかで幸せに生きるし、悩みや不安の解決を目的にしている人は、それに年がら年じゅうつきまとわれることになる。

 すべては、自分が何を見るか、なんです。

 

これは、前記事の金城光夫さんの『喜びの真法』と

シンクロしてたコンセプト。

まさに真理なのね~。 

 

 

  

 

それぞれが自分自身の本質へと"目覚めて"いく時代です☆

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