不思議の庭のミランダ

心に響いた言葉と書物の備忘録

理解とは愛と尊敬-『ローリング・サンダー』ダグ・ボイド

 

 

 

「――理解とは書物や教師が話しているような種類のことを知るのとはわけが違うからだ。いいかな、理解というのは、愛と尊敬にはじまるものだ。偉大なる精霊への尊敬の中に理解ははじまる。偉大なる精霊グレイトスピリットは、すべてのものの生命の中に、ありとあらゆる生き物、植物、そして岩や鉱物の中にまでも、それは宿る。すべてのものというのは、本当にすべてのもののことを言っているのだが、すべてのものは、自分の意志を持ち、自分のやり方を持ち、自分の目的というものを持っている。尊敬を払わなくてはならないのは、まさにこの点にあるのだ」

 

「この尊敬というのは、単なる気持ちや態度だけのものなどではない。それはひとつの生き方である。自分自身のことや自分の周囲の環境に対する責任を常に自覚して、その義務を怠ることなく実行に移し続けていくことを意味しているのだ」

   『ローリング・サンダー』 ダグ・ボイド

 

 

ローリング・サンダー―メディスン・パワーの探究 (mind books)

ローリング・サンダー―メディスン・パワーの探究 (mind books)

 

 

副題に「メディスン・パワーの探求」とあるが

メディスンマンであるローリング・サンダーに

ついての、とても読み応えのある本である。


実際、厚みがあるし…(笑)

それはともかく、

読むもの読むものよくシンクロしています。

 

上記の箇所は、

足立育朗氏の『波動の法則』にも言い方こそ違え

同じ内容でもありますね。


万物に霊が宿るという、アメニズムならずとも

日本人ならよくわかる感覚でしょう。


本来、自然信仰であった私たちと

彼らは繋がっているのでしょうね。

たぶん、日本人としてのそうした根源的な面にも目覚める時期ですね。

 

サンダーのいうように、地球はひとつの有機生命体であり、

実際、動植物鉱物とコミュニケーションはとれるはずだしね。

だけど、その中で勝手に暴走してきたのが私たち人間で、

それぞれが一念発起して、宇宙の調和を生きなければなりませんね。

 

他にも鋭い指摘がいろいろあるので

また引用するかと思いますが

自身やその世界と向き合って

自分の意志ややり方を確認し直して

淡々と日々実行していくこと

これだな…
(独り言ですから、お気になさらず)

本はお薦めです。

 

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実現化の真髄-『まわりにいっぱい奇跡が起こる本』デイビッド・シュパングラー

 

 

 

 本質的には、実現化とは獲得の側面よりも創造の側面、つまり自分自身と自分の世界を作りあげていくことに関する問題だ、というのがわたしの視点だ。それはあらゆる創造物との愛と分かち合いの行為であり、どんな愛の行為もそうであるように、そこには得ることと与えることが同等に存在する。情熱と実在の感覚がなければ、心の通わない獲得のテクニックにすぎない。それでは人生をスピリットでいきいきと輝かせるかわりに、色あせたものにしてしまうだろう。

『まわりにいっぱい奇跡が起こる本』 デイビッド・シュパングラー

 

これも当初は買ったまま、置いてあった一冊。

その後だったからわかるし、読んでよかったと思う。

 

まわりにいっぱい奇跡が起こる本

まわりにいっぱい奇跡が起こる本

 

  

著者は、フィンドホーンのメンバーとしても

活躍された時期もあり

生い立ちにあるように、

科学的なスタンスも持ち合わせ

実現化(manifestation)の真髄を詳細に伝えてくれます。


しかし、彼の場合は、

巷にあふれる引き寄せの法則というよりも

一方的でも神頼みでもない、獲得ではなく、

分かち合いと創造である

と述べているところが素晴らしいですね。

 

結構、読み応えのある内容ですから

じっくり読んで、実践するのもいいでしょう。

そしてまた読み返すと、

著者の本当に伝えたいことも

よくわかるかと思います。

 

 逆説的だが、そうなると、実現化をおこなう必要がだんだんなくなってくることに気づくかもしれない。全体性を実感しながら生きることがそれ自体で深い充足感を与えてくれるし、特定の実現化プロジェクトを計画しなくても、自分の必要性や願望が自然に満たされる場合が多いことを悟るからだ。こんどは人生全体と、その世界との共同創造的な相互作用があなたの実現化プロジェクトになり、あなたはやがて、みずからの共同創造的な本質の全体性を真に表現するような、たがいを与えあい、受けとりあう流れのなかに自身を見いだすだろう。

 

奇跡は日常にあるという夢あるタイトルに

ふさわしい美しいカバーの装画は、鯰江光二さん。

訳は、透視ヒーリングのスクールで

おなじみ(通訳さん)だった

高橋裕子さんによるものでした。

  

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新しい時代へのおけいこ-『蝶になる日』吉丸房江さん

 

 

 

 命令ひとつで動く全体的行動ではなく、一人ひとりが魂の向上に向かって別々に行動しているのに、すべてが無理なく融合している状態です。本を読んでも、人に話を聞いても結論はあなたが出すのです。内なるものの答は、「ふと」思うこと、インスピレーションを大切にすることです。さあ次は迷わず実行です。

 

「なんとなしにそういう気がする」これが大事です。これこそ宇宙が感応していますから、その気分にしたがって行動した方が必ず良い結果になります。このことは日常の体験から、きっとうなずくことができると思います。心で思っていることは、必ず形に表わさなくては、どっちつかずのものになります。子どもの頃やりたくてたまらなかったものを、世間体や、まわりの意見にしたがってやむをえず諦めた場合など、いつでもどこでも、この心が動きます。(中略)まわりには無意味に見えることでも、その人にとっては必要であり、宇宙からの必然的な流入の結果によるものですから、ひととおり、やってしまうことがいいのです。

 

吉丸房江さんは、健康道場コスモポートの主宰者。

そういえば、足立幸子さんのお話にも登場されましたし、

とても惹かれたフレーズ

「喜べば、喜びが、喜びながら、喜びごとを集めて、喜びに来る」

も、吉丸さんが使われていました。

早速、ご本を読んでみました。

 

いくつか素適なご本を出されていますが

初版が1995年の『蝶になる日』

副題にあるように「新しい時代へのおけいこ」

まさにそのとおりの内容です。

 

蝶になる日―新しい時代へのおけいこ

蝶になる日―新しい時代へのおけいこ

 

 

とてもわかりやすく

何より心温かく励まされるような語りが

お人柄そのものなのでしょうね、

ぽかぽかと心に伝わってきます。

 

 したいことは、ひととおりやってみなければ、真に得心のいくものでありません。悪かったら、骨身にしみるから向上につながるのです。利口ぶらなくていいのです。人間は失敗するから進歩するのです。あるがまま、成るがまま、こだわらずに自由に生きるのが一番です。

    『蝶になる日』 吉丸房江 

 

やりたいと思ったことは、どんどんやることだ…

というメッセージは、実は(ウィリアム・)レーネンさんも

よく伝えられています。


生まれてから、これまで仕入れてきた価値観は

とりあえず棚卸しして

何より、自身の感覚を尊重して実行することが

大事な時代となったのだと

つくづく感じさせられますね。

 

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大きな視野を-『すべての人が幸せになる「魔法の言葉」』ウィリアム・レーネン

 

 

 

多くの人が自分の将来だけを考え、不安になっています。
自分のことや仕事、家庭のことだけではなく、
もっと大きな視野を持ちましょう。
ボランティアをしたり、寄付をしたり、
興味の持てる奉仕の分野を少しでも広げてください。
自分にしかフォーカスしていなかった思考が、
より大きくシフトします。
そうすれば、もっと楽に生きられるようになるでしょう。

『すべての人が幸せになる「魔法の言葉」』 ウィリアム・レーネン

 

すべての人が幸せになる魔法の言葉219 (文庫)

すべての人が幸せになる魔法の言葉219 (文庫)

 

  

自分の目の前のことだけにとらわれていると、

周りのことや変化に気づかない。

ふと目をあげて見回しただけでも

自分が周囲のあらゆるものと繋がり

その広い世界にいることがわかる。

 

ちょっとだけ

焦点を動かしてみることで

思いがけないアイディアや出会いが

もたらされたり、気分も変わるものだ。

 

毎日、新しい行動を起こしてください。
そうすれば、その努力がほかの人たちを刺激し、
周囲の人たちも新たな行動を起こすでしょう。
多くの人が、変化を起こさず、状況にただ不満をいっています。
そうした人々と同じにならないでください。

 

そして、実際に動く(行動する)こと。

やはり、自分次第なんだなぁと感じるこの頃です。

 

himitsunaniwa.hatenablog.com

 

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自分を敬う-『リヴィング・ウィズ・ジョイ』サネヤ・ロウマン

 

 

 

  自分の価値を認めることは、自分の感情に注意を払うことです。自分があることをやろうと決心するのに、理由は必要ではありません。他人に自分の価値について何か証明する必要はないのです。自分の感情を認めてください。それらを分析したり、疑ったりしないことです。

 

 他人があなたを信じ、信頼し、援助するとき、よい気分になります。しかし、力強くなりたければ、自分を信じる条件として、そうしてくれる他人を必要としないことが大切です。他人が認めてくれることをたえず必要とすることは、自分のより深い自己ではなく、他人を権威者にしてしまうことです。あなたの真実は、他人の真実とは同じではないかもしれません。――どんな信念を持っていようが、それらを敬い、自分の人生により多くの喜びを生み出してくれる新しい見方に対して、ハートを開いていることが大切です。あることが自分にとって真実だと響かない限り、自動的に受け入れてはいけません。自分の真実を敬い、自分を信じ、自立してください。しかし、同時に他人に思いやりを持ってください。

  『リヴィング・ウィズ・ジョイ』 サネヤ・ロウマン

  

リヴィング・ウィズ・ジョイ―オリンが語るパーソナル・パワーとスピリチュアルな変容への鍵(25周年記念改訂版)

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  • 作者: サネヤ・ロウマン,アナ原田
  • 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
  • 発売日: 2014/05/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この世界で皆、

いかに、お互いが繋がりや関わりを持っていても

私たちはそれぞれが、

重要で、価値があり、ユニークな存在であって

まずは、自分を尊敬すること、信じることから、

自分の人生に喜びを生み出すことから

すべては始まるのだと思う。

自分が幸せでなければ、

人を幸せにすることなど出来ないし、

自分を幸せに出来るのも、

自分自身なのですよね。

 

   比べられないこと
何があなたに
ハピネスをもたらすかは、
あなたにしかわからないもの。

 『知のジュエリー12カ月』 叶恭子

  

叶恭子の知のジュエリー12ヶ月 (よりみちパン! セ)

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himitsunaniwa.hatenablog.com

  

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